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臨床工学科

「大学の学び―専門への誘い―」授業紹介

 日本の高度先端医療担う医療施設の認可条件(厚生労働省)には臨床工学技士の配置が義務付けられ、臨床工学技士は高度先端医療のスペシャリストです。本学では医療現場の職業観や将来像を肌で感じるため、臨床工学技士、医師をはじめ、他大学の教員や企業スタッフを講師に招き、多角的に臨床工学技士の役割や求められるスキルを学びます。少人数のグループで臨床工学に関するテーマを自身の将来像に結び付け、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を身につけます。
 
第14回
 「皆さんは臨床工学技士が好きですか?」の第一声で始まった埼玉医科大学医用生体工学科の山下芳久教授の講義は、「臨床工学技士とは?」をテーマに、臨床工学技士の魅力や埼玉医科大学の学生達が入学から卒業するまでを具体的に紹介くださいました。本学の臨床工学科の学生は先輩のいない1期生のため、山下先生のお話から同じ臨床工学を学ぶ先輩達の経験や情報などが得られ、大きな刺激と今後の勇気に繋がりました。
 
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第15回
 企業の企画開発部門で活躍する押原渉先生は、医療機器の開発と臨床工学技士の関わりについてお話されました。企画開発から医療現場で使用されるまでを分かりやすく解説いただき、ご自身の企業で働く臨床工学技士がこの過程でどのように関わるか、また、働く臨床工学技士の皆さんからは大学で学ぶ学生達へ、学びの大切と激励の言葉が紹介されました。臨床工学技士は企業に所属しても医療施設に所属しても「命を守るエンジニア」としての責任や使命感は同じ、という思いが学生達の心に残りました。
 
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