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教員紹介ACADEMICIAN

荒木 康久
荒木 康久 ARAKI Yasuhisa
保健科学研究科
教授
研究分野
生殖補助医療技術学
学位
博士(医学)

大学院

保健科学研究科 保健科学専攻 特別指導教員
博士前期課程 病因・病態検査学領域 病因・病態検査学特別研究/生殖補助医療技術学
Assisted Reproductive Technologyという用語は“生殖補助医療 ”と訳されており、今では不妊治療とりわけ体外受精(in vitro fertilization;IVF)を中心とする関連治療全体を指しているのが一般的です。従って臨床応用できる配偶子(卵子、精子)の体外培養技術の開発、受精卵(胚)培養の改良、凍結保存技術などの基礎研究をテーマにしています。
博士後期課程 医療科学領域 医療科学特別研究/生殖補助技術
配偶子の受精メカニズムの解明や顕微授精および生殖細胞の体外成熟培養に関する研究の実践と指導を行います。特に未成熟精細胞の体外培養法の改良・改善を行い、より自然に近い状態での精細胞分化細胞の作出を図ります。人工的成熟細胞由来との違いも研究テーマとしたいと考えます。NGS(Next Generation Sequencing)解析による精細胞の染色体解析も研究テーマです。
経歴
出身地は鳥取県です。
1968年 岩手大学農学部畜産学科卒業
1968年 群馬大学医学部勤務(産婦人科教室・生理学教室
1972年-1993年 産科婦人科 館出張 佐藤病院 勤務(高崎)
1989年 医学博士取得 (群馬大学)
1993年 オーストラリア, PIVET Medical Centre にて生殖医療の研修
1993年 高度医療技術研究所・中央クリニツク(所長)(栃木県)
1998年-1999年 イギリス, The Park Hospital Centre for Assisted Reproduction に留学
1999年- 高度生殖医療技術研究所(ARMT)(群馬県)所長、現在、顧問
2014年 日本リプロジェネティクス株式会社を設立する。
2015年現在、群馬パース大学教授を兼任しながら、教育活動やARMT会員の先生方との研究活動を行っています。
研究内容
私は、配偶子(精子や卵子)を扱う体外受精を対象にした仕事に従事してきました。そのため、大学での研究活動は次のようなテーマを考えています。
*受精能力の高い良好精子選別法の開発.
*未成熟生殖細胞の体外培養による成熟細胞への作出.
*体外受精関連で用いる新しい器具・機材の開発.
*他施設の不妊治療の現場(臨床)で生じた疑問点が寄せられれば、それをテーマにした共同研究
研究実績
研究実績詳細
  1. Hatakeyama, S., Tokuoka, S., Abe, H., Araki, Y., Araki, Y. Cryopreservation of very low numbers of spermatozoa from male patients undergoing infertility treatment using agarose capsules. Human Cell, 2017, 30(3), 201–208.
  2. Sugawara, N., Sato, R., Kato, M., Manome, T., Kimura, Y., Araki, Y., Araki, Y. Bilateral tubal pregnancies after a single-embryo transfer. Reproductive Medicine and Biology, 2017, 16(4), 396–400.
  3. Araki, Y., Matsui, Y., Iizumi, A., Tsuchiya, S., Kaneko, Y., Sato, K., Ozaki, T., Araki, Y., Nishimura, M., 2016. Effect of the presence of trophectoderm vesicles on blastocyst in relation to in vitro hatching, clinical pregnancy, and miscarriage rates. Hum. Cell 29, 176–80.
  4. Araki Y, Yao T, Asayama Y, Matsuhisa A, Araki Y. A single human sperm cryopreservation method using hollow-core agarose capsules. Fertil Steril 2015;104:1004–9.
  5. Yokota Y, Yokota H, Yokota M, Araki Y, Araki Y. In vitro fertilization embryo development from caffeine-treated murine sperm. Reprod Med Biol 2015;14:117–21.
所属学会
日本臨床エンブリオロジスト学会
日本生殖医学会
日本生殖発生医学会
日本受精着床学会
日本生殖レーザー学会
日本アンドロジー学会
アメリカ生殖医学会
ヨーロッパ生殖医学会
その他
国内140以上の生殖補助医療施設と連携して不妊治療の技術能力を高めるための共同研究を行っています。その傍ら、自らの研究所の顧問、特殊染色体検査の受託できる研究施設を主宰しています。
メッセージ
私の学生時代は、お世辞にも己に自信が有るとは言えませんでした。他人の能力と比較してはコンプレックの連続でした。でも、何時か自分らしい生活は掴めると信じていました。今、皆さんに言えることは、「人より成すことが劣ろうが、遅かろうが、それに負けることなく鈍に徹して挑戦し続ければ、必ず目標は成就する」ものだと思います。
若い時の失敗はつきものです。誰とて数知れない失敗と後悔はあります。気にすることはありません。今、皆さんは長い人生の入り口に差し掛かりました。この学生時代はとても大切な時間です。あらゆることに立ち向かってください。「一期一会」です。
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