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大学院で学ぶことは、
いわば人生の登竜門をくぐることです。

特に医学・医療・保健の分野における研究者、教育者、指導者を目指す人にとって、
研究能力を高め、論文を執筆して、修士号、博士号を取得し、専門家としての足場を確立することは極めて有意義です。

群馬パース大学では、2009年と2014年に許認可を得て、
それぞれ「博士前期課程」(修士号が取得可能)と「博士後期課程」(博士号が取得可能)を設置して、広く入学者を募っています。

大学院の目的

現代医療の高度化、複雑化、多様化に幅広く対応するために、
保健科学を看護学、理学療法学、病因・病態検査学、放射線学、臨床工学の立場から探求するとともに、
保健科学に共通する高度な学術的基盤を修得し、
各分野における次世代を担える研究能力と豊かな人間性を備え、
その分野で活躍できる教育者、研究者、指導者を育成することを目的としています。

博士前期課程

博士前期課程を

看護学領域

看護学領域には老年看護学、母性看護学・助産学、公衆衛生看護学、基礎看護学、成人看護学、小児看護学、精神看護学、在宅看護学の専門科目を置きます。 老年看護学専門科目では、高齢者の心身の健康と看護実践の課題を探求します。母性看護学・助産学専門科目では、女性のライフステージ各期および助産学における看護実践の課題を探求します。公衆衛生看護学専門科目では、地域社会の健康レベル向上に関わる看護の課題を探求します。基礎看護学、成人看護学、小児看護学、精神看護学、在宅看護学の専門科目では、各領域における最新の知識を教授し、看護の方向性を展望します。

理学療法学領域

理学療法学領域には、基礎理学療法学、臨床神経理学療法学、臨床身体活動学、高齢者理学療法学、地域理学療法学の各専門科目を置きます。 基礎理学療法学では、人間動作の機序解明を目指し、そこから理学療法分野固有の問題を解決するための応用技術を研究・教育します。臨床理学療法学では、各種疾患に起因する身体機能障がいに対する評価方法・治療方法の開発・科学的根拠に基づいた実践方法を研究・教育します。地域理学療法学では日常生活活動(ADL)・生活の質(QOL)・国際生活機能分類(ICF)などの方法論的課題に関する研究を通して理学療法学の科学的基盤を探求します。人間の身体機能と環境の影響の理解を深め、理学療法や福祉機器の開発・検証を行い、その成果を社会に還元します。

病因・病態検査学領域

病因・病態検査学領域には、専門科目として病態免疫化学検査学、病態血液検査学、生体分子情報検査学、遺伝子情報検査学、生殖補助医療技術学、病原体ゲノム検査学、生体機能検査学を開講しています。病態免疫化学検査学では電気泳動分析法と免疫化学的分析法を組み合わせた高度な病態解析法を、病態血液検査学、生体分子情報検査学、および遺伝子情報検査学では各種病態を解析するための分子生物学的検査法や遺伝子検査法を、さらに生殖補助医療技術学では最新の体外培養技術、顕微授精技術などをそれぞれ学びます。また、病原体ゲノム検査学では、ウイルス・細菌などの病原体ゲノムから得られた主要遺伝子塩基配列に最先端のバイオインフォマティクス技術を組み合わせた解析法を修得し、生体機能検査学では、動脈硬化や糖尿病などの病態を解析するための血管機能検査法を学び、血管リスクに関連するバイオマーカーについても探求します。

放射線学領域

放射線学領域では、高度医療を実践し、チーム医療の推進や放射線医療安全管理、医療情報管理を牽引できる放射線技師長、管理職、リーダ育成と高等教育に携わる大学教員、臨床実習指導教員の育成を目指します。そのために、放射線学特別研究では、「放射線医療安全管理」「放射線情報」「放射線教育」「放射線防護」「放射線利用」の5つの研究領域を設け、放射線学特論、放射線医療安全管理学特論、放射線情報学特論、放射線教育学特論、放射線防護学特論、放射線利用学特論、放射線情報システム特論を開講いたします。

臨床工学領域

臨床工学技士は医療機器の安全・適正な操作と管理を行うため、幅広い医学的知識及び深い工学的知識と技術をベースにしています。生体医工学では、生体構造から分子病態レベルまでの広範な知識を医療機器の特性及び操作性などの工学的観点と融合させて課題と向き合い分析できる能力を身につけることが目標となります。さらに臨床工学特別研究で特定の課題に絞って掘り下げることで、国際レベルの医療技術(医療機器を含む)の研究開発に向けた応用力を身につけていきます。医療安全管理学では、患者の利益追求を基本として、医療施設内での微弱な電磁環境さえも管理するといった、より完全な医療機器・患者安全管理システムとは何かを追求できる力を身につけていきます。臨床工学領域では、人間工学を背景として、人工知能やロボット工学から医療機器や治療技術の進歩に伴う臨床工学分野の発展に寄与できる臨床の実践者、教育者及び研究・開発分野へ進む人材の育成を目指しています。もちろん、人間味あふれる人材作りは必須です。

教育目標

高度な専門知識・能力を有する実践者の育成
高度な倫理観と社会に対する深い洞察力、保健医療をとりまく社会システム、医学・医療の最新の知識を有し、根拠に基づいた高度な保健医療の実践を提供し、その結果を分析、蓄積するとともに、実践を研究、教育へと還元できる人材を育成する。
保健医療分野においてリーダーシップを発揮する指導者の育成
保健医療システムを包括し、対象者のQOL向上のために資源を活用し、他職種との協働の中でリーダーシップを発揮し、ケアを推進できる人材を育成する。
実践分野において研究能力・教育能力を発揮する実践者・指導者の育成
臨床現場において生じる実践上の問題を抽出・分析し、その解決を図るために研究を推進・指導できる人材を育成する。また、臨床現場での新卒者、現任者を対象とする卒後教育、医療専門職養成機関での教育実践において、教育理論に基づいた教育方法を開発・構築し、実践できる人材を育成する。

教育方針・3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

群馬パース大学大学院保健科学研究科の修士課程を修了し、次に該当するものに修士(保健学)の学位を授与する。

  • 保健医療専門職としての基礎的知識、科学的根拠及び高い倫理観に基づいて
    問題の探求・解決を図る高度な研究能力を有する。
  • 保健医療分野の諸課題に関して、科学的な手続きと洞察に基づく的確な判断能力を有する。
  • 先進・高度化する専門分野の基本的技術を提供する実践能力を有する。
  • 地域保健医療の実践現場で他の分野と連携して社会に貢献できる教育能力を有する。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

群馬パース大学大学院保健科学研究科博士前期課程は学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を養成するため、以下のとおり教育課程を編成し、実施する。

1. 研究者としての基盤の涵養
研究能力の基盤を形成するために、共通科目に「研究方法特論」、「研究方法論Ⅰ~Ⅴ」、「応用英語」、「保健医療統計学」などの科目を設置する。また、専門の領域における研究実践の方法、すなわち研究テーマの設定から学位論文の完成までを段階を追って教育するために、専門科目に各領域の「特論」、「演習」、「特別研究」を設置する。
2. 高度な実践力とリーダーシップの涵養
保健医療分野におけるリーダーに必要な、専門領域の枠を超えた総合的・学際的な教育を行うために、共通科目に「医療倫理学特論」、「医療経営・管理学特論」、「人体の構造と機能学特論」、「加齢医学特論」、「家族社会学特論」、「保健学特別セミナー」などの科目を設置する。特に、「保健学特別セミナー」は幅広い視野の育成という目的に加え、協働(チームアプローチ)の重要性に鑑み必修科目として設置する。
3. 専門領域における教育能力の涵養
教育機関での教育志向だけでなく、保健医療の様々な場面における教育活動を想定した医療専門領域における教育学の教育を行うために、共通科目に「教育学」を設け、さらに専門科目の「特論」、「演習」のなかで領域ごとに、より実践的な内容を盛り込む。

履修計画では、体系化された所属専門領域の「特論」、「演習」、「特別研究」を基本に置く。並行して学ぶ共通科目は一部を除き、学習ニーズ、学習進度に合わせて年次にかかわらず柔軟に履修できるように配置する。また、家庭や職場など社会的事情により標準修業年限(2年)での修業が困難な場合に、標準修業年限を超えて履修可能な長期履修制度を設ける。
以上のように、少人数教育の利点を活かし、学習者の志向・ニーズに対応できる柔軟で特色のある大学院プロブラムを提供する。

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの基本方針)

群馬パース大学大学院保健科学研究科博士前期課程では、以下のような学生を求めています。

  • 高度な専門知識・能力を有し、実践の場を通して研究・教育に携わっていきたいと考えている人
  • 保健医療分野において対象者のQOLの向上に寄与したいと考えている人
  • 実践上の問題を抽出・分析し、その解決に努力を惜しまない人
  • 教育理論に基づいた教育方法を開発構築し、卒後教育に活かそうと考えている人

教育課程・履修モデル

教育課程は、専攻分野に関する高度な専門的知識や能力を修得させるとともに、当該専門分野に関連する分野の基礎的素養をも修得させ、さらに保健医療分野のリーダーとしてふさわしい高い倫理性と豊かな人間性、社会性を涵養するよう編成しています。

共通科目
科目
医療倫理学特論
保健医療統計学特論
応用英語
研究方法論Ⅲ
医療運営・管理学特論
家族社会学特論
研究方法特論
研究方法論Ⅳ
人体の構造と機能学特論
生殖補助医療技術学概論
研究方法論Ⅰ
研究方法論Ⅴ
加齢医学特論
教育学
研究方法論Ⅱ
保健学特別セミナー
専門科目

専門科目群は、保健科学の領域毎に理論面の構築と、より高度な知識・技術の修得、実践から導き出される課題の探求・解決能力の向上に重点を置く教育内容が組まれています。さらに、専門領域以外の科目選択が可能であり、関連する他領域に対する理解を深めることで領域を超えた幅広い連携を推し進める素養を身に付けることができます。

看護学領域 科目
基礎看護学特論
基礎看護学演習
基礎看護学特別研究
成人看護学特論
成人看護学演習
成人看護学特別研究
老年看護学特論
老年看護学演習
老年看護学特別研究
母性看護学・助産学特論
母性看護学・助産学演習
母性看護学・助産学特別研究
公衆衛生看護学特論
公衆衛生看護学演習
公衆衛生看護学特別研究
小児看護学特論
小児看護学演習
小児看護学特別研究
精神看護学特論
在宅看護学特論
理学療法学領域 科目
基礎理学療法学特論
基礎理学療法学演習
基礎理学療法学特別研究
臨床神経理学療法学持論
臨床神経理学療法学演習
臨床理学療法学特別研究
臨床身体活動学特論
臨床身体活動学演習
高齢者理学療法学特論
地域理学療法学特論
病因・病態検査学領域 科目
病態検査解析学
病態免疫化学検査学特論
病態免疫化学検査学演習
遺伝子情報検査学特論
遺伝子情報検査学演習
病態血液検査学特論
病態血液検査学演習
生体分子情報検査学特論
生体分子情報検査学演習
病原体ゲノム検査学特論
病原体ゲノム検査学演習
生殖補助医療技術学特論
生殖補助医療技術学演習
生体機能検査学特論
生体機能検査学演習
病因・病態検査学特別研究
放射線学領域 科目
放射線医療安全管理学特論
放射線医療安全管理学演習
放射線情報学特論
放射線情報学演習
放射線教育学特論
放射線教育学演習
放射線防護学特論
放射線防護学演習
放射線利用学特論
放射線利用学演習
放射線学特別研究
放射線学特論
放射線情報システム特論
臨床工学領域 科目
生体医工学特論
生体医工学演習
臨床工学特別研究
医療安全管理学特論
学位論文審査の評価基準
修士論文の審査は、学位授与の方針(ディプロマポリシー)等を踏まえて行い、以下の各項目について評価する。
(1)研究課題の理解:研究領域における専門的な知識及び研究課題に関連する知識を十分習得し、先行研究を十分吟味して課題を設定しているか。 (2)研究方法の理解:研究方法は科学的根拠に基づき、目的達成のために適切か。また、研究方法について十分理解し、適切に研究を進めたか。 (3)研究内容:研究内容は従来の研究と比較して何らかの新たな知見、または研究領域の進展に寄与する新たな観点・解釈を含むか。また、得られた結果に対して適切な考察がなされているか。 (4)表現の明瞭性:研究の流れが明瞭に解説され、論理展開に整合性があるか。
特別研究指導教員を見る

長期履修制度について

本研究科では、長期履修制度を導入しています。長期履修制度は、職業を有していること等による修学の困難さに対して、標準修業年限(2年)を超えて一定の期間にわたり計画的に教育課程を履修することができるものです。長期履修制度を希望される方は下記を確認のうえ、申請してください。

対象者
  • 入学時において有職者で、業務のため授業及び研究指導を受ける時間に著しく制約を受ける者
  • 家事、育児、出産、介護等の諸事情により授業及び研究指導を受ける時間に著しく制約を受ける者
  • その他本研究科が相当の事情があると認めた者
    ※本制度を利用することが適切かどうか、研究指導希望教員と事前によく相談してください。
履修期間
長期履修期間は、標準修業年限(2年)に1年または2年を加えた期間
※休学期間はこれに算入しません。
申請方法
入学時からの適用を希望する場合(検討中も含む)は、必ず【出願前】に研究指導希望教員と相談し、提出書類を期限までに不備なく入試広報課に提出してください。入学後の申請については教務課に確認してください。
提出書類
長期履修申請書(様式1号)
履修・研究計画書(様式2号)
必ず研究指導希望教員と計画を立てて記載してください。
通学承諾書
(様式3号、有職者のみ提出)
勤務先代表者・所属長の記名及び押印に日数が掛かる場合があります。
余裕をもって準備してください。

その他本研究科が必要と認める書類を提出する場合があります。

長期履修申請に必要な書類を入手
提出期限
2021年3月5日(金)
入学手続きについて
長期履修制度の入学時からの適用を希望する方(検討中も含む)は、入学手続き時には入学金と諸費用のみ納入してください。
その後、長期履修が許可された場合には、授業料等の年額を長期履修が許可された在学年限数で除した額を前期と後期に等分割して、指定期日までに納入してください。
※授業料等の改定があった場合は、追加納入をお願いすることがあります。
※検討の結果、入学時からの長期履修制度適用を申請しない場合は、所定の入学手続き時納入金の残額を、指定期限までに納入してください。
審査結果の通知
審査結果については、随時郵送にて通知します。
その他

長期履修期間の変更(延長または短縮)については、入学後に教務課に相談してください。
長期履修制度の適用を受けた学生が履修期間内に修了できなかった場合は留年となります。
ただし、長期履修期間を標準修業年限(2年)に2年を加えた期間として適用された学生が期間内に修了できなかった場合は、最長在学期間を超えてしまうため退学となります。

相談・お問合せはこちら

学納金

初年度納入金
入学金 前期授業料等 後期授業料等 諸費用
入学手続き時納入金 100,000円 475,000円 42,750円 617,750円
後期授業料等 475,000円 457,000円

諸費用:学生支援費、学生保険料 等(予定であり、変更する場合があります)

2年次について
入学金を除く授業料等の前期分及び後期分を、本学から通知後、所定の期日までに納入してください。授業料等は初年次と同額です。
同窓生奨学金(所得基準有)
本学の学部卒業生で、経済的理由により修学困難な者に、入学金相当額を給付(免除)します。入学後に所定の申請手続きを行うことにより、入学年度の後期学納金のうちから入学金相当額(100,000円)を免除することにより給付したものとします。詳細については入試広報課までお問い合せください。
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博士後期課程

博士後期課程を

教育研究上の目標

大学院修士課程における教育・研究を通して養われた知識や技術による高度な専門能力をさらに高め、医療科学領域において国際的な視野に立ち、自ら独創性の高い研究を遂行、指導できる教育・研究者、及び医療現場の高度な専門技術者を育成することを目的とする。

教育方針・3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

群馬パース大学大学院保健科学研究科の保健科学専攻(博士後期課程)を修了し、次に該当するものに博士(医療科学)の学位を授与する。

  • 独創性・創造性に優れ国際的に通用する研究能力を備えた人材
  • 医療・保健科学分野の教育を行う大学あるいは大学院における教育・研究指導ができる人材
  • 医療現場において、高い倫理観と高度な専門知識に基づいた実践能力を持ち、自立的な研究ができる人材
  • 科学的エビデンスを構築しながら研究開発ができる人材
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

群馬パース大学大学院保健科学研究科保健科学専攻(博士後期課程)は学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を養成するため、以下のとおり教育課程を編成し、実施する。

1. 高い倫理性と強い責任感、課題遂行力の涵養
共通科目において、社会的理解を得るための生命倫理に則った研究デザインと倫理的行動能力を修得することを目的とした「生命研究倫理論」と、自らの研究分野以外の幅広い知識と課題に適した研究法を選択できる能力を修得することを目的とした「医療科学研究法」の科目を設置する。
2. 創造性豊かな優れた研究・開発能力の涵養
専門科目において、科学的エビデンスを構築するための高度解析技術や最新評価法などを修得することを目的とした「特講科目」と、各領域の解決すべき課題を広く探求し、課題解決思考を発展させるため、英文文献講読と教員との討論により、研究の評価・応用能力を養い、国際的な情報発信ができることを目的とした「演習科目」、さらに、医療科学における新たな知見を得るための研究を行い、英文論文として公表できることを目的とした「特別研究」を設置する。
アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの基本方針)

群馬パース大学大学院保健科学研究科博士後期課程では、アドミッション・ポリシーを以下のとおり定める。

  • 科学的・論理的な思考に基づいて独創的かつ実践的な研究を遂行することに意欲のある人
  • 医療・保健科学分野の教育を行う大学、あるいは大学院における教育・研究指導に意欲のある人
  • 医療現場において、高い倫理観と高度な専門知識に基づいた実践能力を持ち、自立的な研究を行うことに意欲のある人
  • 科学的エビデンスを構築しながら研究開発を行うことに意欲のある人

教育課程・履修モデル

独創的な研究能力が身に付くよう、専門分野の枠にとらわれない他分野の専門的知識・技術を修得できるような教育カリキュラムを編成しています。

共通科目
科目
生命研究倫理論
医療科学研究法Ⅰ
医療科学研究法Ⅱ
医療科学研究法Ⅲ
専門科目
  • 特講I(生体分子・病原体遺伝子)
  • 生体分子解析学、病原体遺伝子解析学のそれぞれの研究領域における最新の知見や解析及び開発技術論を学び、生体分子の量的あるいは質的異常に基づく病態をエビデンスに基づき早期に発見するための技術・方法や、病原体の遺伝子型別流行予測法、分子疫学的解析法などを修得します。

  • 演習I(生体分子・病原体遺伝子)
  • 異常免疫グロブリンや微量タンパク質、複合体の翻訳後修飾、病原体ゲノムや耐性因子に関する分析・解析技術、さらにはその病態に関連する文献等を収集し、文献講読と教員との討論により、研究を進めるための具体的な計画・実験方法・データ解析・考察の仕方など評価・応用能力を養い、国際的な英文論文として情報発信できるための演習を行います。

  • 特講II(細胞機能・生殖補助技術)
  • リンパ球及び好中球、血小板の細胞機能解析学や肺血栓塞栓症の最新の知見や解析技術論、及び生殖補助技術学の顕微授精技術論を学び、細胞機能の量的あるいは質的異常に基づく病態を早期に発見する方法や配偶子の受精メカニズムを解明する技術・方法を修得します。

  • 演習II(細胞機能・生殖補助技術)
  • フローサイトメータを用いた一次生体防御に関わる好中球や組織幹細胞の増幅法及び免疫能に関わるリンパ球サブセット(CD4/CD8比、Th1/Th2比、制御性T細胞)の解析法に関連する文献等、及び血小板機能やアポトーシス解析法及び肺血栓塞栓症のメカニズムに関連する文献等、さらには両配偶子の発生、受精、着床、出生後の児の予後状況、母乳中のウイルス抗体に関連する文献等を収集し、教員との討論により研究を進めるための具体的な評価・応用能力を養い、国際的な情報発信ができるための演習を行います。

  • 特講III(生体機能)
  • 生体機能解析学の研究領域における最新の知見や多角的体内動態解析法や技術論を学び、生体機能異常に基づく病態をエビデンスに基づき早期に発見するための技術・方法を修得します。

  • 演習III(生体機能)
  • 心臓疾患や心筋障害、糖尿病や脳血管障害などの生体機能情報について、画像診断解析技術法、炎症性サイトカインや受容体、甲状腺ホルモンなどの多角的体内動態解析法及び生体制御機能の低下などの複合要因分析・解析技術法に関連する文献等、及び脳性麻痺やパーキンソン病の発症メカニズムに関連する文献等、さらには医療情報システムによる情報連携、画像処理解析及び造影解析などに関連する文献等を収集し、討論により研究を進めるための具体的な評価・応用能力を養い、国際的な情報発信ができるための演習を行います。

特別研究
科目
医療科学特別研究
学位論文審査の評価基準
学位論文については、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)等を踏まえ、当該研究領域(生体分子、病原体遺伝子、細胞機能、生殖補助技術、生体機能)において、自立した医療人(研究者、教育者等)として高度な研究能力及びその基礎となる豊かな学識を修得しているかという観点で審査を行い、「斬新さ・新奇性」、「重要性」、「研究方法の正確性」、「表現の明瞭性」の各項目にて評価されます。
①斬新さ・新奇性:先行研究を十分に検討・吟味した上で、新しい発想に基づく研究であるか。 ②重要性:学術的意義を有するとともに発展性があり、かつ社会に貢献する内容であるか。 ③研究方法の正確性:目的達成のための研究方法が適切かつ正確であるか。 ④表現の明瞭性:研究の流れが明瞭に解説され、論理展開に整合性があるか。
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大学院生の業績

医療科学領域 尾﨑 恵太
  • Molecular Evolution of the Protease Region in Norovirus Genogroup II
  • 【ノロウイルス(NoV)遺伝子群IIのプロテアーゼ領域(Pro)の分子進化に関する研究】
    NoVは、ウイルス性胃腸炎の主な原因であり、Pro蛋白は、ウイルス複製・増殖に不可欠な酵素である。そこで、先駆的バイオインフォマティクス技術によるProの分子進化の網羅解析に関する研究を行った。その結果、Proの共通始祖は、約340年前に遡り、進化速度は10-3/site/substitutionと推定された。また、Pro蛋白のアミノ酸置換は中立選択であることも明らかになった。以上の結果より、Proは急速な分子進化を遂げ、NoVの他の遺伝子領域(RdRp)と同様な遺伝学的多様性を有することが示唆された。

    ▼詳細はこちら
    https://doi.org/10.3389/fmicb.2019.02991

  • Molecular Evolutionary Analyses of the RNA-Dependent RNA Polymerase Region in Norovirus Genogroup II
  • 【ノロウイルス(NoV)遺伝子群IIのRNA依存性RNAポリメラーゼ領域(RdRp)の分子進化に関する研究】
    NoVは、ウイルス性胃腸炎の主な原因であり、RdRp蛋白は、ウイルスゲノム複製に不可欠な酵素である。そこで、先駆的バイオインフォマティクス技術によるRdRpの分子進化の網羅解析に関する研究を行った。その結果、約580年前に遡り、進化速度は10-3/site/substitutionと推定された。また、PdRp蛋白のアミノ酸置換は負の選択であることも明らかになった。以上の結果より、RdRpには500年以上、急速な分子進化が起こり、NoVの他の遺伝子領域(VP1)と同様に遺伝学的多様性を有することが示唆された。

    ▼詳細はこちら
    https://doi.org/10.3389/fmicb.2018.03070

長期履修制度について

本研究科では、長期履修制度を導入しています。長期履修制度は、職業を有していること等による修学の困難さに対して、標準修業年限(3年)を超えて一定の期間にわたり計画的に教育課程を履修することができるものです。長期履修制度を希望される方は下記を確認のうえ、申請してください。

対象者
  • 入学時において有職者で、業務のため授業及び研究指導を受ける時間に著しく制約を受ける者
  • 家事、育児、出産、介護等の諸事情により授業及び研究指導を受ける時間に著しく制約を受ける者
  • その他本研究科が相当の事情があると認めた者
    ※本制度を利用することが適切かどうか、研究指導希望教員と事前によく相談してください。
履修期間
長期履修期間は、標準修業年限(3年)に1年から3年を加えた期間
※休学期間はこれに算入しません。
申請方法
入学時からの適用を希望する場合(検討中も含む)は、必ず【出願前】に研究指導希望教員と相談し、提出書類を期限までに不備なく入試広報課に提出してください。入学後の申請については教務課に確認してください。
提出書類
長期履修申請書(様式1号)
履修・研究計画書(様式2号)
必ず研究指導希望教員と計画を立てて記載してください。
通学承諾書
(様式3号、有職者のみ提出)
勤務先代表者・所属長の記名及び押印に日数が掛かる場合があります。
余裕をもって準備してください。

その他本研究科が必要と認める書類を提出する場合があります。

長期履修申請に必要な書類を入手
提出期限
2021年3月5日(金)
入学手続きについて
長期履修制度の入学時からの適用を希望する方(検討中も含む)は、入学手続き時には入学金と諸費用のみ納入してください。
その後、長期履修が許可された場合には、授業料等の年額を長期履修が許可された在学年限数で除した額を前期と後期に等分割して、指定期日までに納入してください。
※授業料等の改定があった場合は、追加納入をお願いすることがあります。
※検討の結果、入学時からの長期履修制度適用を申請しない場合は、所定の入学手続き時納入金の残額を、指定期限までに納入してください。
審査結果の通知
審査結果については、随時郵送にて通知します。
その他

長期履修期間の変更(延長または短縮)については、入学後に教務課に相談してください。
長期履修制度の適用を受けた学生が履修期間内に修了できなかった場合は留年となります。
ただし、長期履修期間を標準修業年限(3年)に3年を加えた期間として適用された学生が期間内に修了できなかった場合は、最長在学期間を超えてしまうため退学となります。

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学納金

初年度納入金
入学金 前期授業料等 後期授業料等 諸費用
入学手続き時納入金 100,000円 350,000円 54,100円 504,100円
後期授業料等 350,000円 350,000円

諸費用:学生支援費、学生保険料 等(予定であり、変更する場合があります)

2年次以降について
入学金を除く授業料等の前期分及び後期分を、本学から通知後、所定の期日までに納入してください。授業料等は初年次と同額です。
同窓生奨学金(所得基準有)
本学の学部卒業生ならびに大学院博士前期(修士)課程修了生で、経済的理由により修学困難な者に入学金相当額を給付(免除)します。入学後に所定の申請手続きを行うことにより、入学年度の後期学納金のうちから入学金相当額(100,000円)を免除することにより給付したものとします。詳細については入試広報課までお問合せください。
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特別研究指導教員

研究指導内容の確認、研究に関するお問い合わせや相談は各教員ページから行ってください。
尚、出願手続き前に希望する領域の教員と事前相談を行ってください。

指導教員 博士前期課程 博士後期課程
藤田 清貴 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/病態免疫化学検査学 医療科学領域医療科学特別研究/生体分子
小河原 はつ江 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/病態血液検査学 医療科学領域医療科学特別研究/細胞機能
荒木 康久 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/生殖補助医療技術学 医療科学領域医療科学特別研究/生殖補助技術
亀子 光明 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/生体分子情報検査学 医療科学領域医療科学特別研究/生体分子
木村 博一 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/病原体ゲノム検査学 医療科学領域医療科学特別研究/病原体遺伝子
平野 久 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/生体分子情報 医療科学領域医療科学特別研究/生体分子
古田島 伸雄 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/生体機能検査学 医療科学領域医療科学特別研究/生体機能
長田 誠 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/遺伝子情報検査学 医療科学領域医療科学特別研究/細胞機能
荒木 泰行 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/生殖補助医療技術学 医療科学領域医療科学特別研究/生殖補助技術
木村 鮎子 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/病態免疫化学検査学 医療科学領域医療科学特別研究/生体分子
木村 朗 理学療法学領域臨床理学療法学特別研究/臨床身体活動学 医療科学領域医療科学特別研究/生体機能
尾林 徹 臨床工学領域臨床工学特別研究/医療安全管理学 医療科学領域医療科学特別研究/細胞機能
上星 浩子 看護学領域基礎看護学特別研究
早川 有子 看護学領域母性看護学・助産学特別研究
中島 久美子 看護学領域母性看護学・助産学特別研究
矢島 正栄 看護学領域公衆衛生看護学特別研究
小林 亜由美 看護学領域公衆衛生看護学特別研究
中下 富子 看護学領域小児看護学特別研究
高橋 正明 理学療法学領域基礎理学療法学特別研究/運動学
中 徹 理学療法学領域基礎理学療法学特別研究/臨床神経理学療法学
土屋 仁 放射線学領域放射線学特別研究/放射線医療安全管理学
星野 修平 放射線学領域放射線学特別研究/放射線情報学
倉石 政彦 放射線学領域放射線学特別研究/放射線教育学
渡邉 浩 放射線学領域放射線学特別研究/放射線防護学
酒井 健一 放射線学領域放射線学特別研究/放射線利用学
芝本 隆 臨床工学領域 臨床工学特別研究/生体医工学
宗宮 真 医療科学領域医療科学特別研究/生体機能

研究科長あいさつ

本研究科では、高い倫理観と高度な専門知識に基づいた実践能力を持ち、医療現場でリーダーシップを発揮できる指導者や、独創性・創造性に優れた研究能力を持つ医療人(研究者、教育者等)の育成を目指しております。
博士前期課程では、特徴ある教育カリキュラムにより2年間の教育、研究を通して自身の適性に合致した進路を選択することができます。

また、博士後期課程では、基礎研究力の高い病因・病態検査学領域の研究内容や高度解析技術を発展させ、生体分子、病原体遺伝子、細胞機能、生殖補助技術、生体機能などの「医療科学」について、病気の予防や健康増進のための科学的エビデンスを構築しながら、国際的に通用する研究者、教育者を目指すことができます。

常に“Science” を意識しながら、学問を追い求める皆様方の入学を心待ちにしております。

研究科長 藤田 清貴

研究科長藤田 清貴

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群馬パース大学 入試広報課

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