教員紹介

ACADEMICIAN

林 由里子 HAYASHI Yuriko

  • 医療技術学部 検査技術学科
  • 准教授

研究分野

分子生物学・血液学

学位

博士(保健学)

大学院

保健科学研究科 保健科学専攻
特別研究指導教員

  • 博士前期課程

    病因・病態検査学領域

    遺伝子・血液情報検査学

    インフラマエイジングは加齢性の慢性炎症状態で、がん、心血管系疾患、自己免疫疾患など、多様な疾患リスクを高め、健康寿命を損なう要因となります。インフラマエイジングに深く関わり、炎症性サイトカインの分泌や炎症性細胞死を誘導するインフラマソームに着目し、末梢血液細胞からインフラマエイジングのメカニズム解明を目指します。

研究や大学院進学についての質問・相談などを受付けています。

経歴

学歴
平成 9年 杏林大学 保健学部 臨床検査技術学科 卒業
平成22年 群馬大学大学院 医学系研究科 生命医科学専攻 修士課程 修了
平成25年 群馬大学大学院 保健学研究科 生体環境保健情報科学専攻 博士後期課程 修了

職歴
平成9年  利根中央病院 検査部 検査技師
平成10年 社会保険 群馬中央総合病院 検査部 検査技師
平成15年 群馬大学 生体調節研究所 バイオシグナル分野 技術職員
平成20年 群馬大学附属病院 臨床試験部 臨床試験コーディネーター
平成22年 株式会社 医療システム研究所 治験コーディネーター
平成24年 株式会社 イーピーミント 治験コーディネーター
平成26年 群馬パース大学 保健科学部 助教
平成27年 EMORY University School of Medicine Pathology and Laboratory Medicine (Ono Lab) Postdoctoral Fellow
平成31年 群馬パース大学 保健科学部 講師
令和4年  群馬パース大学 医療技術学部 准教授

研究内容

ヒトの疾患の究明や病態の解析、さらには治療法や診断法の確立を目的として、細胞やモデル動物を使った研究を行っています。

研究実績詳細

(1)Hayashi Y, Ono K, Ono S. Mutations in Caenorhabditis elegans actin, which are equivalent to human cardiomyopathy mutations, cause abnormal actin aggregation in nematode striated muscle. F1000Research 8:279, 2019
(2)Sato-Hashimoto M., Nozu T., Toriba R., Horikoshi A., Akaike M., Kawamoto K., Hirose A., Hayashi Y., Nagai H., Shimizu W., Saiki A., Ishikawa T., Elhanbly R., Kotani T., Murata Y., Saito Y., Naruse M., Shibasaki K., Oldenborg P.-A., Jung S., Matozaki T., Fukazawa Y., Ohnishi H. Microglial SIRPα regulates the emergence of CD11c+ microglia and demyelination damage in white matter. eLife 8: e42025, 2019
(3)Hayashi Y., Kusakari S., Sato-Hashimoto M.Urano E., Shigeno M., Sekijima T., Kotani T., Murata Y., Murakami H., (3)Matozaki T., Ohnishi H. Hypothermia-dependent and-independent effects of forced swim on the phosphorylation of signaling molecules in mouse hippocampus. Biochem. Biophys. Res.Commun. 428, 475-481, 2012

その他

  • 【主な学会活動】

    日本臨床衛生検査技師会
    日本検査血液学会
    日本未病システム学会

PR

【資格】
日本臨床検査技師免許
International Medical Laboratory Technician, MLT(ASCPi) 国際臨床検査技師免許

メッセージ

臨床検査技師の資格を取得するためには多くの科目を学ぶことになり、4年間の学生生活はとても大変になると思います。そんな4年間を忙しい中でも、楽しく有意義に過ごせるよう指導していきたいと思います。また、資格取得後の進路については、病院検査部・生殖医療・臨床試験・研究機関など様々な分野での活躍が期待されます。皆さんがどのような分野へ進むかを検討する中で、現場の情報をわかりやすく伝え、進路決定のお手伝いが出来ればと思っています。

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