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大学院で学ぶことは、
いわば人生の登竜門をくぐることです。

特に医学・医療・保健の分野における研究者、教育者、指導者を目指す人にとって、
研究能力を高め、論文を執筆して、修士号、博士号を取得し、専門家としての足場を確立することは極めて有意義です。

群馬パース大学では、2009年に「博士前期課程」(修士号取得可能)、2018年に「博士後期課程」(博士号取得可能)を設置して、広く入学者を募っています。

大学院の目的

現代医療の高度化、複雑化、多様化に幅広く対応するために、
保健科学を看護学、リハビリテーション学、病因・病態検査学、
放射線学、臨床工学、公衆衛生学の立場から探求するとともに、
保健科学に共通する高度な学術的基盤を修得し、
各分野における次世代を担える研究能力と豊かな人間性を備え、
その分野で活躍できる教育者、研究者、指導者を育成することを目的とします。

博士前期課程

博士前期課程を

看護学領域

看護学領域には、基礎・実践看護学、ウィメンズヘルス・助産学、発達看護学、公衆衛生看護学、在宅看護学の専門科目を置く。基礎・実践看護学では、看護独自の実践方法の分析・評価、新たな実践方法の開発、慢性期患者のQOL向上、看護マネジメント、家族支援、障害のある患者の意思決定過程支援・自己管理支援、リスクマネジメント、病診連携、支援システム構築、急性期患者の看護、及び、施設・在宅における感染予防対策に関連する課題を探求する。ウィメンズヘルス・助産学では、女性のライフステージ各期における健康課題、周産期メンタルヘルス、愛着形成、母乳と免疫、母子の感染症、女性や子ども、夫婦・家族をめぐる課題を探求する。発達看護学では子どもと家族のwell-beingの実現に向けた、子どもと家族のアセスメント、疾病・障害を持つ子どもや社会的に弱い立場にある子どもと家族の健康課題の改善・解決、学齢期・思春期にある子どもの健康の支援に関する課題を探求する。公衆衛生看護学は、地域社会の健康レベル向上に関わる看護の理論と技術、7母子保健、成人保健、高齢者保健、精神保健、産業保健、学校保健等の対象別公衆衛生看護実践方法に関連する研究課題を探求する。在宅看護学専門科目では、在宅看護技術、在宅ケアマネジメント、家族支援、在宅看護の評価・質の保証と管理、在宅ケアシステム構築に関する課題を探求する。

リハビリテーション学領域

リハビリテーション学領域は、課題解決において高度な研究の立案遂行能力及びリハビリテーションにおける実践能力を持ったリーダー及び高等教育に携わる専門職の育成を目指す。専門科目として総合理学療法学及び総合作業療法学、コミュニケーション障害学を置く。総合理学療法学では理学療法を構成する応用運動学及び身体活動学、運動器系・神経系、内部障害系機能障害に対する総合的な理学療法の開発を進めるために必要な病態理解、臨床動作評価に基づく科学的指導方法の開発、理学療法機器の効果検証、行動科学及び生態学的環境制御等による身体能力の変化に基づく生活及び健康リスクを抑え、個人ならびに集団の健康の維持向上に寄与する理学療法の知識を学ぶ。総合作業療法学では、作業療法士がかかわる作業機能障害には直接的な疾病やけがなどの個人的な要因の他に環境的な要因が大きく作用することをシステム論的に理解できる能力を身に付ける。臨床における素朴な疑問から研究命題へとつなげられるように高齢期障害、発達障害、身体障害、精神障害等における各領域のトピックスを提示し議論する中で、複雑な要因の関連が作業機能障害と、その治療的変化を引き起こす可能性に言及できる知識を学ぶ。コミュニケーション障害学では言語、聴覚及び認知機能などの高次脳機能障害によって日常生活や社会におけるコミュニケーションに課題を持つ人や集団において、コミュニケーション上の課題を各種検査法等によって体系的に評価する方法を学ぶ。

病因・病態検査学領域

病因・病態検査学領域は、専門科目として病態検査解析学、病態免疫化学検査学、遺伝子情報検査学、病態血液検査学、生体分子情報検査学、組織細胞検査技術学、生殖補助医療技術学、生体機能検査学を置く。病態検査解析学では、臨床検査データから各種疾患の病態を解析するための技術・方法論とその意義について学ぶ。病態免疫化学検査学では、異常蛋白質の分離・分析法の基礎技術や、電気泳動分析法と免疫化学的分析法を組み合わせた高度な病態解析法を学ぶ。遺伝子情報検査学、病態血液検査学、生体分子情報検査学では、血液疾患を含む各種病態を解析するための分子生物学的検査法や遺伝子検査法、フローサイトメータを用いた細胞解析法等について学ぶ。組織細胞検査技術学では各臓器における疾患の特徴を追究し理解を深め、疾病の本態を学ぶ。さらに、解析学・検査学を応用し診断価値の高い新規検査法の開発及び確立を目指す。生殖補助医療技術学では、配偶子の発生、分化を系統的知見に基づき体外受精による受精卵(胚)の作出・凍結学を中心とした高度生殖技術法を学ぶ。生体機能検査学では、身体の機能を直接的に超音波検査や神経・筋機能検査を施行し、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の病態解析法を学ぶ。

放射線学領域

放射線学領域では、最先端の高度医療を実践し、チーム医療や情報管理、医療安全、放射線管理を牽引できる専門職リーダー及び高等教育に携わる教員の育成を目指すため、放射線教育学専門科目、放射線防護学専門科目を置く。また、医療分野以外での放射線利用の可能性を研究する放射線利用8学専門科目を置き、これらに共通する専門科目として放射線学特論、放射線情報システム特論を置く。放射線教育学では、放射線学領域における医療専門職が、『教育』や研究を行う意義に着目し、医療専門職教育の進め方、カリキュラム編成、教育評価について考察し、放射線学における高度職業人養成と高等教育の特質を踏まえた大学学科運営の知識と実践について学ぶ。放射線防護学では、診療放射線技師がもつ責務としての放射線被曝、放射線管理などについて『防護』の観点から検討し、医療放射線の適正利用、利用制限、安全確保の知識と実践について学ぶ。放射線利用学では、医療における放射線利用にとどまらず、工芸、化学、植物、生物などとの相互作用を検討し、放射線利用の応用についての知識と実践について学ぶ。また、放射線学特論では、放射線学研究を進めるにあたって基盤となる『放射線学』を総合的な視点から概観し、放射線学の知識・技術に基づいた科学的思考能力を体系的・総合的に学ぶ。さらに、放射線情報システム学特論では、放射線領域における情報システムと情報連携の仕組み、運用管理について学び、『医療情報連携』の意義を理解する。

臨床工学領域

臨床工学領域には、生体医工学の専門科目を置く。臨床工学技士は医療機器の安全・適正な操作と管理を行うため、幅広い医学的知識及び深い工学的知識と技術をベースにしている。生体医工学では、その知識や概念を更に深めるため、現状の生体機能代行技術をはじめとする先端医療とそれを支える工学技術から抽出した課題や問題点を中心に学びを深める。すなわち生体構造から分子病態レベルまでの広範な知識を医療機器の特性及び操作性などの工学的観点と融合させて課題と向き合い分析できる能力を身に付けることが目標となる。さらに臨床工学特別研究では特定の課題に絞って掘り下げることで、国際レベルの医療技術(医療機器を含む)の研究開発に向けた応用力を身に付ける。臨床工学領域では、医療機器や治療技術の進歩に伴う臨床工学分野の発展に寄与できる臨床の実践者、教育者及び研究・開発分野へ進む人材の育成を目指している。

公衆衛生学領域

公衆衛生学領域においては、公衆衛生学の先端的基盤理論・技術を理解・習得するため、種々の疾患に対する1~3次予防を主眼とする公衆衛生学特論、疫学特論、先端感染制御学特論をはじめとする共通科目ならびに専門科目を設置する。また、環境保健学特論や国際保健政策特論を設置し、グローバルな視点で公衆衛生学を学ぶ。さらに、高度な統計手法やバイオインフォマティクス技術による先端的な分子疫学研究解析技術も習得する。加えて、実践リーダー育成特論・演習や政策教育リーダー育成特論・演習を通じて、公衆衛生を統括する行政機関(保健所など)や医療機関などにおいて実践的な感染症対策や生活習慣病対策が行える人材を育成する。

教育目標

高度な専門知識・能力を有する実践者の育成
高度な倫理観と社会に対する深い洞察力、保健医療をとりまく社会システム、医学・医療の最新の知識を有し、根拠に基づいた高度な保健医療の実践を提供し、その結果を分析、蓄積するとともに、実践を研究、教育へと還元できる人材を育成します。
保健医療分野においてリーダーシップを発揮する指導者の育成
保健医療システムを包括し、対象者のQOL向上のために資源を活用し、他職種との協働の中でリーダーシップを発揮し、ケアを推進できる人材を育成します。
実践分野において研究能力・教育能力を発揮する実践者・指導者の育成
臨床現場において生じる実践上の問題を抽出・分析し、その解決を図るために研究を推進・指導できる人材を育成します。また、臨床現場での新卒者、現任者を対象とする卒後教育、医療専門職養成機関での教育実践において、教育理論に基づいた教育方法を開発・構築し、実践できる人材を育成します。

教育方針・3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

群馬パース大学大学院保健科学研究科保健科学専攻(博士前期課程)を修了し、次に該当するものに修士(保健学)、もしくは修士(公衆衛生学)の学位を授与します。

  • 保健医療専門職としての基礎的知識、科学的根拠及び高い倫理観に基づいて
    問題の探求・解決を図る高度な研究能力を有する。
  • 保健医療分野、及び公衆衛生学の諸課題に関して、科学的な手続きと洞察に基づく的確な判断能力を有する。
  • 先進・高度化する専門分野の基本的技術を提供する実践能力を有する。
  • 地域保健医療の実践現場で他の分野と連携して社会に貢献できる教育能力を有する。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

群馬パース大学大学院保健科学研究科保健科学専攻(博士前期課程)は学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を養成するため、以下のとおり教育課程を編成し、実施します。

1. 研究者としての基盤の涵養
研究能力の基盤を形成するために、共通科目に「研究方法特論」、「研究方法論Ⅰ~Ⅵ」、「応用英語」、「保健医療統計学特論」などの科目を設置する。又、専門の領域における研究実践の方法、すなわち研究テーマの設定から学位論文の完成までを段階を追って教育するために、専門科目に各領域の「特論」、「演習」、「特別研究」を設置する。
2. 高度な実践力とリーダーシップの涵養
保健医療分野におけるリーダーに必要な、専門領域の枠を超えた総合的・学際的な教育を行うために、共通科目に「医療倫理学特論」、「医療経営・管理学特論」、「人体の構造と機能学特論」、「加齢医学特論」、「家族社会学特論」、「保健科学特別セミナー」などの科目を設置する。特に、「保健科学特別セミナー」は幅広い視野の育成という目的に加え、協働(チームアプローチ)の重要性に鑑み必修科目として設置する。
3. 専門領域における教育能力の涵養
教育機関での教育志向だけでなく、保健医療の様々な場面における教育活動を想定した医療専門領域における教育学の教育を行うために、共通科目に「教育学」を設け、さらに専門科目の「特論」、「演習」のなかで領域ごとに、より実践的な内容を盛り込む。
履修計画では、体系化された所属専門領域の「特論」、「演習」、「特別研究」を基本に置く。並行して学ぶ共通科目は一部を除き、学習ニーズ、学習進度に合わせて年次にかかわらず柔軟に履修できるように配置する。また、家庭や職場など社会的事情により標準修業年限(2年)での修業が困難な場合に、標準修業年限を超えて履修可能な長期履修制度を設ける。

以上のように、少人数教育の利点を活かし、学習者の志向・ニーズに対応できる柔軟で特色のある大学院プロブラムを提供する。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの基本方針)

群馬パース大学大学院保健科学研究科保健科学専攻(博士前期課程)では、以下のような学生を求めています。

  • 高度な専門知識・能力を有し、実践の場を通して研究・教育に携わっていきたいと考えている人
  • 保健医療分野において対象者のQOLの向上に寄与したいと考えている人
  • 実践上の問題を抽出・分析し、その解決に努力を惜しまない人
  • 教育理論に基づいた教育方法を開発構築し、卒後教育に活かそうと考えている人

教育課程・履修モデル

教育課程は、専攻分野に関する高度な専門的知識や能力を習得させるとともに、当該専門分野に関連する分野の基礎的素養をも修得させ、さらに保健医療分野のリーダーとしてふさわしい高い倫理性と豊かな人間性、社会性を涵養するよう編成しています。

共通科目
科目
医療倫理学特論
保健医療統計学特論
応用英語
研究方法論Ⅲ
医療運営・管理学特論
家族社会学特論
研究方法特論
研究方法論Ⅳ
人体の構造と機能学特論
生殖補助医療技術学概論
研究方法論Ⅰ
研究方法論Ⅴ
加齢医学特論
教育学
研究方法論Ⅱ
保健科学特別セミナー
公衆衛生学特論
データ統計解析学特論
情報アクセサビリティ学特論
身体活動支援教育学特論
医療情報科学特論
医療安全管理学特論
専門科目

専門科目は、保健科学の領域毎に理論面の構築とより高度な知識・技術の修得、実践から導き出される課題の探求・解決能力の向上に重点を置く教育内容が組まれています。さらに専門領域以外の科目選択が可能であり、関連する他領域に対する理解を深めることで領域を超えた幅広い連携を推し進める素養を身に付けることができます。

看護学領域 科目
基礎実践看護学特論
基礎実践看護学演習
基礎実践看護学特別研究
公衆衛生看護学特論
公衆衛生看護学演習
在宅看護学特論
ウィメンズヘルス・助産学特論
ウィメンズヘルス・助産学演習
発達看護学特論
発達看護学演習
母子看護学特別研究
在宅看護学演習
地域・在宅看護学特別研究
リハビリテーション学領域 科目
総合理学療法学特論
総合理学療法学演習
理学療法学特別研究
総合作業療法学特論
総合作業療法学演習
作業療法学特別研究
コミュニケーション障害学特論
病因・病態検査学領域 科目
病態検査解析学
病態免疫化学検査学特論
病態免疫化学検査学演習
遺伝子情報検査学特論
遺伝子情報検査学演習
病態血液検査学特論
病態血液検査学演習
生体分子情報検査学特論
生体分子情報検査学演習
生殖補助医療技術学特論
生殖補助医療技術学演習
生体機能検査学特論
生体機能検査学演習
病因・病態検査学特別研究
組織細胞検査技術学特論
組織細胞検査技術学演習
放射線学領域 科目
放射線教育学特論
放射線教育学演習
放射線防護学特論
放射線防護学演習
放射線利用学特論
放射線利用学演習
放射線学特別研究
放射線学特論
放射線情報システム特論
臨床工学領域 科目
生体医工学特論
生体医工学演習
臨床工学特別研究
公衆衛生学領域 科目
疫学特論
感染症学特論
生物統計学特論
健康行動科学特論
ヘルスコミュニケーション特論
環境保健学特論
産業保健学特論
健康・医療政策特論
国際保健政策特論
先端感染制御学特論
地域ケアシステム管理学特論
実践リーダー育成特論A
実践リーダー育成演習A
実践リーダー育成特論B
実践リーダー育成演習B
政策教育リーダー育成特論A
政策教育リーダー育成演習A
政策教育リーダー育成特論B
政策教育リーダー育成演習B
政策教育リーダー育成特論C
政策教育リーダー育成演習C
公衆衛生学特別研究
学位論文審査の評価基準
学位論文の審査は、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)等を踏まえて行い、以下の各項目について評価します。
(1)研究課題の理解:研究領域における専門的な知識及び研究課題に関連する知識を十分習得し、先行研究を十分吟味して課題を設定しているか。 (2)研究方法の理解:研究方法は科学的根拠に基づき、目的達成のために適切か。また、研究方法について十分理解し、適切に研究を進めたか。 (3)研究内容:研究内容は従来の研究と比較して何らかの新たな知見、または研究領域の進展に寄与する新たな観点・解釈を含むか。また、得られた結果に対して適切な考察がなされているか。 (4)表現の明瞭性:研究の流れが明瞭に解説され、論理展開に整合性があるか。
特別研究指導教員を見る

長期履修制度について

本研究科では、長期履修制度を導入しています。長期履修制度は、職業を有していること等による修学の困難さに対して、標準修業年限(2年)を超えて一定の期間にわたり計画的に教育課程を履修することができるものです。長期履修制度を希望される方は下記を確認のうえ、申請してください。

対象者
  • 入学時において有職者で、業務のため授業及び研究指導を受ける時間に著しく制約を受ける者
  • 家事、育児、出産、介護等の諸事情により授業及び研究指導を受ける時間に著しく制約を受ける者
  • その他本研究科が相当の事情があると認めた者
    ※本制度を利用することが適切かどうか、研究指導希望教員と事前によく相談してください。
履修期間
長期履修期間は、標準修業年限(2年)に1年または2年を加えた期間
※休学期間はこれに算入しません。
申請方法
入学時からの適用を希望する場合(検討中も含む)は、必ず【出願前】に研究指導希望教員と相談し、提出書類を期限までに不備なく入試広報課に提出してください。入学後の申請については教務課に確認してください。
提出書類
長期履修申請書(様式1号)
履修・研究計画書(様式2号)
必ず研究指導希望教員と計画を立てて記載してください。
通学承諾書
(様式3号、有職者のみ提出)
勤務先代表者・所属長の署名及び押印に日数が掛かる場合があります。
余裕をもって準備してください。

その他本研究科が必要と認める書類を提出する場合があります。

長期履修申請に必要な書類を入手
提出期限
2023年3月3日(金)
入学手続きについて
長期履修制度の入学時からの適用を希望する方(検討中も含む)は、入学手続き時には入学金と諸費用のみ納入してください。
その後、長期履修が許可された場合には、授業料等の年額を長期履修が許可された在学年限数で除した額を前期と後期に等分割して、指定期日までに納入してください。
※授業料等の改定があった場合は、追加納入をお願いすることがあります。
※検討の結果、入学時からの長期履修制度適用を申請しない場合は、所定の入学手続き時納入金の残額を、提出期限までに納入してください。
審査結果の通知
審査結果については、随時郵送にて通知します。
その他

長期履修期間の変更(延長または短縮)については、入学後に教務課に相談してください。
長期履修制度の適用を受けた学生が履修期間内に修了できなかった場合は留年となります。
ただし、長期履修期間を標準修業年限(2年)に2年を加えた期間として適用された学生が期間内に修了できなかった場合は、最長在学期間を超えてしまうため除籍となります。

相談・お問合せはこちら

学納金

初年度納入金
入学金 前期授業料等 後期授業料等 諸費用
入学手続き時納入金 100,000円 475,000円 42,750円 617,750円
後期納入金 475,000円 475,000円

諸費用:学生支援費、学生保険料 等(予定であり、変更する場合があります)

2年次について
入学金を除く授業料等の前期分及び後期分を、本学からの通知後、所定の期日までに納入してください。授業料等は初年次と同額です。
同窓生奨学金(所得基準有)
本学の学部卒業生で、経済的理由により修学困難な者に、入学金相当額を給付(免除)します。入学後に所定の申請手続きを行うことにより、入学年度の後期学納金のうちから入学金相当額(100,000円)を免除することにより給付したものとします。詳細については入試広報課までお問合せください。
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博士後期課程

博士後期課程を

教育研究上の目的

大学院博士前期課程における教育・研究を通して養われた知識や技術による高度な専門能力を更に高め、医療科学領域において国際的な視野に立ち、自ら独創性の高い研究を遂行、指導できる教育・研究者、及び医療現場の高度な専門技術者を育成することを目的とします。

教育方針・3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

群馬パース大学大学院保健科学研究科保健科学専攻(博士後期課程)を修了し、次に該当するものに博士(医療科学)の学位を授与します。

  • 独創性・創造性に優れ国際的に通用する研究能力を備えた人材
  • 医療・保健科学分野の教育を行う大学あるいは大学院における教育・研究指導ができる人材
  • 医療現場において、高い倫理観と高度な専門知識に基づいた実践能力を持ち、自立的な研究ができる人材
  • 科学的エビデンスを構築しながら研究開発ができる人材
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

群馬パース大学大学院保健科学研究科保健科学専攻(博士後期課程)は学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を養成するため、以下のとおり教育課程を編成し、実施します。

1. 高い倫理性と強い責任感、課題遂行力の涵養
共通科目において、社会的理解を得るための生命倫理に則った研究デザインと倫理的行動能力を修得することを目的とした「生命研究倫理論」と、自らの研究分野以外の幅広い知識と課題に適した研究法を選択できる能力を修得することを目的とした「医療科学研究法」の科目を設置する。
2. 創造性豊かな優れた研究・開発能力の涵養
専門科目において、科学的エビデンスを構築するための高度解析技術や最新評価法などを修得することを目的とした「特講科目」と、各領域の解決すべき課題を広く探求し、課題解決思考を発展させるため、英文文献講読と教員との討論により、研究の評価・応用能力を養い、国際的な情報発信ができることを目的とした「演習科目」、さらに、医療科学における新たな知見を得るための研究を行い英文論文として公表できることを目的とした「特別研究」を設置する。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの基本方針)

群馬パース大学大学院保健科学研究科保健科学専攻(博士後期課程)では、アドミッション・ポリシーを以下のとおり定めます。

  • 科学的・論理的な思考に基づいて独創的かつ実践的な研究を遂行することに意欲のある人
  • 医療・保健科学分野の教育を行う大学、あるいは大学院における教育・研究指導に意欲のある人
  • 医療現場において、高い倫理観と高度な専門知識に基づいた実践能力を持ち、自立的な研究を行うことに意欲のある人
  • 科学的エビデンスを構築しながら研究開発を行うことに意欲のある人

教育課程・履修モデル

独創的な研究能力が身に付くよう、専門分野の枠にとらわれない他分野の専門的知識・技術を修得できるような教育カリキュラムを編成しています。

共通科目
科目
生命研究倫理論
医療科学研究法Ⅰ
医療科学研究法Ⅱ
医療科学研究法Ⅲ
専門科目
  • 特講I(生体分子・病原体遺伝子)
  • 生体分子解析学、病原体遺伝子解析学のそれぞれの研究領域における最新の知見や解析及び開発技術論を学び、生体分子の量的あるいは質的異常に基づく病態をエビデンスに基づき早期に発見するための技術・方法や、病原体の遺伝子型別流行予測法、分子疫学的解析法などを修得します。

  • 演習I(生体分子・病原体遺伝子)
  • 異常免疫グロブリンや微量タンパク質、複合体の翻訳後修飾、病原体ゲノムや耐性因子に関する分析・解析技術、さらにはその病態に関連する文献等を収集し、文献講読と教員との討論により、研究を進めるための具体的な計画・実験方法・データ解析・考察の仕方など評価・応用能力を養い、国際的な英文論文として情報発信できるための演習を行います。

  • 特講II(細胞機能・生殖補助技術)
  • リンパ球及び好中球、血小板の細胞機能解析学や肺血栓塞栓症の最新の知見や解析技術論、及び生殖補助技術学の顕微授精技術論を学び、細胞機能の量的あるいは質的異常に基づく病態を早期に発見する方法や配偶子の受精メカニズムを解明する技術・方法を修得します。

  • 演習II(細胞機能・生殖補助技術)
  • フローサイトメータを用いた一次生体防御に関わる好中球や組織幹細胞の増幅法及び免疫能に関わるリンパ球サブセット(CD4/CD8比、Th1/Th2比、制御性T細胞)の解析法に関連する文献等、及び血小板機能やアポトーシス解析法及び肺血栓塞栓症のメカニズムに関連する文献等、さらには両配偶子の発生、受精、着床、出生後の児の予後状況、母乳中のウイルス抗体に関連する文献等を収集し、教員との討論により研究を進めるための具体的な評価・応用能力を養い、国際的な情報発信ができるための演習を行います。

  • 特講III(生体機能)
  • 生体機能解析学の研究領域における最新の知見や多角的体内動態解析法や技術論を学び、生体機能異常に基づく病態をエビデンスに基づき早期に発見するための技術・方法を修得します。

  • 演習III(生体機能)
  • 心臓疾患や心筋障害、糖尿病や脳血管障害などの生体機能情報について、画像診断解析技術法、炎症性サイトカインや受容体、甲状腺ホルモンなどの多角的体内動態解析法及び生体制御機能の低下などの複合要因分析・解析技術法に関連する文献等、及び脳性麻痺やパーキンソン病の発症メカニズムに関連する文献等、さらには医療情報システムによる情報連携、画像処理解析及び造影解析などに関連する文献等を収集し、討論により研究を進めるための具体的な評価・応用能力を養い、国際的な情報発信ができるための演習を行います。

特別研究
科目
医療科学特別研究
学位論文審査の評価基準
学位論文は、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)等を踏まえ、当該研究領域(生体分子、病原体遺伝子、細胞機能、生殖補助技術、生体機能)において、自立した医療人(研究者、教育者等)として高度な研究能力及びその基礎となる豊かな学識を修得しているかという観点で審査を行い、「斬新さ・新奇性」、「重要性」、「研究方法の正確性」、「表現の明瞭性」の各項目にて評価されます。
①斬新さ・新奇性:先行研究を十分に検討・吟味した上で、新しい発想に基づく研究であるか。 ②重要性:学術的意義を有するとともに発展性があり、かつ社会に貢献する内容であるか。 ③研究方法の正確性:目的達成のための研究方法が適切かつ正確であるか。 ④表現の明瞭性:研究の流れが明瞭に解説され、論理展開に整合性があるか。
特別研究指導教員を見る

学位論文の公表について

博士の学位授与に係る論文内容の要旨、論文審査の結果の要旨、論文全文は以下のとおりです。

授与年月日 氏名 学位論文題目 要旨・論文全文
2021.03.12 尾﨑 恵太 ノロウイルスのRNA依存性RNAポリメラーゼ遺伝子およびプロテアーゼ遺伝子の分子進化に関する研究
2021.03.12 畠山 将太 卵子と精子の融合による低侵襲性ヒト顕微授精法の確立に関する研究

大学院生の業績

医療科学領域 尾﨑 恵太
  • Molecular Evolution of the Protease Region in Norovirus Genogroup II
  • 【ノロウイルス(NoV)遺伝子群IIのプロテアーゼ領域(Pro)の分子進化に関する研究】
    NoVは、ウイルス性胃腸炎の主な原因であり、Pro蛋白は、ウイルス複製・増殖に不可欠な酵素である。そこで、先駆的バイオインフォマティクス技術によるProの分子進化の網羅解析に関する研究を行った。その結果、Proの共通始祖は、約340年前に遡り、進化速度は10-3/site/substitutionと推定された。また、Pro蛋白のアミノ酸置換は中立選択であることも明らかになった。以上の結果より、Proは急速な分子進化を遂げ、NoVの他の遺伝子領域(RdRp)と同様な遺伝学的多様性を有することが示唆された。

    ▼詳細はこちら
    https://doi.org/10.3389/fmicb.2019.02991

  • Molecular Evolutionary Analyses of the RNA-Dependent RNA Polymerase Region in Norovirus Genogroup II
  • 【ノロウイルス(NoV)遺伝子群IIのRNA依存性RNAポリメラーゼ領域(RdRp)の分子進化に関する研究】
    NoVは、ウイルス性胃腸炎の主な原因であり、RdRp蛋白は、ウイルスゲノム複製に不可欠な酵素である。そこで、先駆的バイオインフォマティクス技術によるRdRpの分子進化の網羅解析に関する研究を行った。その結果、約580年前に遡り、進化速度は10-3/site/substitutionと推定された。また、PdRp蛋白のアミノ酸置換は負の選択であることも明らかになった。以上の結果より、RdRpには500年以上、急速な分子進化が起こり、NoVの他の遺伝子領域(VP1)と同様に遺伝学的多様性を有することが示唆された。

    ▼詳細はこちら
    https://doi.org/10.3389/fmicb.2018.03070

長期履修制度について

本研究科では、長期履修制度を導入しています。長期履修制度は、職業を有していること等による修学の困難さに対して、標準修業年限(3年)を超えて一定の期間にわたり計画的に教育課程を履修することができるものです。長期履修制度を希望される方は下記を確認のうえ、申請してください。

対象者
  • 入学時において有職者で、業務のため授業及び研究指導を受ける時間に著しく制約を受ける者
  • 家事、育児、出産、介護等の諸事情により授業及び研究指導を受ける時間に著しく制約を受ける者
  • その他本研究科が相当の事情があると認めた者
    ※本制度を利用することが適切かどうか、研究指導希望教員と事前によく相談してください。
履修期間
長期履修期間は、標準修業年限(3年)に1年~3年を加えた期間
※休学期間はこれに算入しません。
申請方法
入学時からの適用を希望する場合(検討中も含む)は、必ず【出願前】に研究指導希望教員と相談し、提出書類を期限までに不備なく入試広報課に提出してください。入学後の申請については教務課に確認してください。
提出書類
長期履修申請書(様式1号)
履修・研究計画書(様式2号)
必ず研究指導希望教員と計画を立てて記載してください。
通学承諾書
(様式3号、有職者のみ提出)
勤務先代表者・所属長の署名及び押印に日数が掛かる場合があります。
余裕をもって準備してください。

その他本研究科が必要と認める書類を提出する場合があります。

長期履修申請に必要な書類を入手
提出期限
2023年3月3日(金)
入学手続きについて
長期履修制度の入学時からの適用を希望する方(検討中も含む)は、入学手続き時には入学金と諸費用のみ納入してください。
その後、長期履修が許可された場合には、授業料等の年額を長期履修が許可された在学年限数で除した額を前期と後期に等分割して、指定期日までに納入してください。
※授業料等の改定があった場合は、追加納入をお願いすることがあります。
※検討の結果、入学時からの長期履修制度適用を申請しない場合は、所定の入学手続き時納入金の残額を、提出期限までに納入してください。
審査結果の通知
審査結果については、随時郵送にて通知します。
その他

長期履修期間の変更(延長または短縮)については、入学後に教務課に相談してください。
長期履修制度の適用を受けた学生が履修期間内に修了できなかった場合は留年となります。
ただし、長期履修期間を標準修業年限(3年)に3年を加えた期間として適用された学生が期間内に修了できなかった場合は、最長在学期間を超えてしまうため除籍となります。

相談・お問合せはこちら

学納金

初年度納入金
入学金 前期授業料等 後期授業料等 諸費用
入学手続き時納入金 100,000円 350,000円 54,100円 504,100円
後期納入金 350,000円 350,000円

諸費用:学生支援費、学生保険料 等(予定であり、変更する場合があります)

2年次以降について
入学金を除く授業料等の前期分及び後期分を、本学からの通知後、所定の期日までに納入してください。授業料等は初年次と同額です。
同窓生奨学金(所得基準有)
本学の学部卒業生ならびに大学院博士前期(修士)課程修了生で、経済的理由により修学困難な者に、入学金相当額を給付(免除)します。入学後に所定の申請手続きを行うことにより、入学年度の後期学納金のうちから入学金相当額(100,000円)を免除することにより給付したものとします。詳細については入試広報課までお問合せください。
博士後期課程入試情報はこちら

特別研究指導教員

研究指導内容の確認、研究に関するお問い合わせや相談は各教員ページから行ってください。
尚、出願手続き前に希望する領域の教員と事前相談を行ってください。

指導教員 博士前期課程 博士後期課程
齋藤 基 看護学領域在宅看護学特別研究
早川 有子 看護学領域母性看護学・助産学特別研究
中島 久美子 看護学領域母性看護学・助産学特別研究
小林 亜由美 看護学領域公衆衛生看護学特別研究
中下 富子 看護学領域小児看護学特別研究
佐藤 満 リハビリテーション学領域理学療法学特別研究/地域理学療法学
高橋 正明 リハビリテーション学領域理学療法学特別研究/運動学
村田 和香 リハビリテーション学領域作業療法学特別研究/作業療法理論
石井 良和 リハビリテーション学領域作業療法学特別研究/作業行動学
竹原 敦 リハビリテーション学領域作業療法学特別研究/作業療法モデル
南 征吾 リハビリテーション学領域作業療法学特別研究/作業療法実践モデル
藤田 清貴 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/病態免疫化学検査学 医療科学領域医療科学特別研究/生体分子
長田 誠 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/遺伝子情報検査学 医療科学領域医療科学特別研究/細胞機能
小河原 はつ江 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/病態血液検査学 医療科学領域医療科学特別研究/細胞機能
亀子 光明 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/生体分子情報検査学 医療科学領域医療科学特別研究/生体分子
高橋 克典 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/生体分子情報検査学 医療科学領域医療科学特別研究/生体分子
岡山 香里 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/病原体ゲノム検査学 医療科学領域医療科学特別研究/病原体遺伝子
木村 鮎子 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/病態免疫化学検査学 医療科学領域医療科学特別研究/生体分子
荒木 泰行 病因・病態検査学領域病因・病態検査学特別研究/生殖補助医療技術学 医療科学領域医療科学特別研究/生殖補助技術
倉石 政彦 放射線学領域放射線学特別研究/放射線教育学
渡邉 浩 放射線学領域放射線学特別研究/放射線防護学
酒井 健一 放射線学領域放射線学特別研究/放射線利用学
大濵 和也 臨床工学領域臨床工学特別研究/生体医工学
矢島 正栄 公衆衛生学領域公衆衛生学特別研究/公衆衛生看護学
星野 修平 公衆衛生学領域公衆衛生学特別研究/医療情報科学
木村 朗 公衆衛生学領域公衆衛生学特別研究/臨床身体活動疫学 医療科学領域医療科学特別研究/生体機能
木村 博一 公衆衛生学領域公衆衛生学特別研究/感染症疫学・感染制御学 医療科学領域医療科学特別研究/病原体遺伝子
宗宮 真 医療科学領域医療科学特別研究/生体機能

研究科長あいさつ

本研究科では、高い倫理観と高度な専門知識に基づいた実践能力を持ち、医療現場でリーダーシップを発揮できる指導者や、独創性・創造性に優れた研究能力を持つ医療人(研究者、教育者等)の育成を目指しております。
博士前期課程では、特徴ある教育カリキュラムにより2年間の教育、研究を通して自身の適性に合致した進路を選択することができます。

また、博士後期課程では、基礎研究力の高い病因・病態検査学領域の研究内容や高度解析技術を発展させ、生体分子、病原体遺伝子、細胞機能、生殖補助技術、生体機能などの「医療科学」について、病気の予防や健康増進のための科学的エビデンスを構築しながら、国際的に通用する研究者、教育者を目指すことができます。

常に“Science” を意識しながら、学問を追い求める皆様方の入学を心待ちにしております。

研究科長 藤田 清貴

研究科長藤田 清貴

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入試に関する質問は入試広報課までお願いします

群馬パース大学 入試広報課

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