教員紹介

ACADEMICIAN

大濵 和也 OHAMA Kazuya

  • 医療技術学部 臨床工学科
  • 臨床工学科長・教授

研究分野

生体医工学分野、在宅血液透析、在宅医療

学位

修士(医科学)

大学院

保健科学研究科 保健科学専攻
特別研究指導教員

  • 博士前期課程

    臨床工学領域

    生体機能医工学

    高度先進医療における医療機器の研究開発は、これからの医療に大きく貢献します。企業と現場をつなぎ、現場からのアイデアを医療機器開発に取り入れ製品化します。また、人の体における相互作用を有する医用材料は生体反応との適合が必要です。人工臓器分野では、材料の適合性は必須であり、生体が異物反応を示さない材料の研究、開発に取り組みます。

研究や大学院進学についての質問・相談などを受付けています。

経歴

平成2年4月、埼玉医科大学病院勤務
平成27年7月、埼玉医科大学臨床工学部課長(臨床工学部へ改名)
平成27年4月、埼玉医科大学保健医療学部医用生体工学科、非常勤講師
平成28年8月、埼玉医科大学病院医療機器安全管理責任者
令和元年3月、埼玉医科大学大学院 医科学修士
令和3年4月1日 群馬パース大学 保健科学部(現:医療技術学部) 臨床工学科 学科長 教授

研究内容

腎代替療法の恩恵に預かっている患者さんは国内で2019年末に34万人を超える人がその治療を行っております。透析医療の感染予防についての委員会活動を継続してまいりました。赴任する前の埼玉県では在宅血液透析を行っている患者さんが日本で1番多く存在しておりました。そのきっかけを作って頂いた腎臓内科医に指導頂き取り組んできた結果であると考えます。自由度が高く回数制限が無く、家で行う治療は腎臓移植にも匹敵する結果を残してきたのです。欧米では1万人を超える方々がその治療を行っておりますが、我が国では760名ほどの方々が行っているにしかすぎません。専用装置が存在しないなど問題点も多数ありますので今後も研究を継続し広く普及活動を続けてまいります。

研究実績詳細

(1)令和2年度 埼玉県公衆衛生功労者 知事表彰受賞
(2)在宅血液透析の普及啓発活動(第23回日本在宅血液透析学会大会長、令和3年9月17.18日Web開催)https://jshhd23.secand.net/
(3)透析施設における標準的な透析操作と感染予防に関するガイドライン(五訂版)令和2年4月  委員
(4)在宅血液透析管理マニュアル(改訂版)令和2年8月 委員
(5)令和元年 埼玉県公衆衛生事業功労者 知事表彰
(6)透析施設における標準的な透析操作と感染予防に関するガイドライン(四訂版)平成27年3月  委員
(7)透析施設における標準的な透析操作と感染予防に関するマニュアル(三訂版)平成20年3月 委員
(8)HIV感染患者透析医療ガイドライン 平成22年11月 委員

その他

  • 【主な学会活動】

    日本在宅血液透析学会(理事)
    日本医工学治療学会(評議員)
    日本透析医学会
    日本環境感染学会
    日本急性血液浄化学会
    日本血液浄化技術学会
    日本アフェレーシス学会
    日本集中治療医学会
    日本在宅医療連合学会
    所属職能団体:公益社団法人日本臨床工学技士会
    公益社団法人埼玉県臨床工学技士会監事

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長年にわたり臨床の場で培ってきた経験を生かして、学生指導に努めてまいります。高度先進医療の中で世界には無い臨床工学技士は人の循環、代謝、呼吸をつかさどる生命維持管理装置の保守管理において、我が国の医療機器の安全使用と普及に必要不可欠な職種であります。

メッセージ

日頃から学生には臨床工学技士に興味を持ってもらい魅力を感じるように努め、多くの若人がこの医療技術者を目指すことに期待します。

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