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教員紹介

ACADEMICIAN

亀子 光明 KAMEKO Mitsuaki

  • 医療技術学部 検査技術学科
  • 教授

研究分野

病態生化学・栄養アセスメント蛋白・血漿タンパクの生理的変動解析

学位

博士(医学)

大学院

保健科学研究科 保健科学専攻
特別研究指導教員

  • 博士前期課程

    病因・病態検査学領域

    病因・病態検査学特別研究/生体分子情報検査学

    生体成分として含まれる微量タンパク質、尿中低分子タンパク質を対象として、病態解析に有用と思われる成分の物理 化学的性状、臨床的意義および生理的変動について研究を行います。また、疾患との関連性の高いタンパク質について は、プロテオーム解析を行い、その診断マーカーとしての有用性を検証する研究を行います。

  • 博士後期課程

    医療科学領域

    医療科学特別研究/生体分子

    血清および尿中に出現する低分子タンパク質の多くは、生理的個体間変動に比べ、生理的個体内変動が小さいことが 知られています。そのため、各種疾患に特異的なタンパク質の同定および分子解析とその測定系の確立、また、その生 理的変動解析を行うことにより病態把握や予後判定への有用性を検証する研究を行います。

研究や大学院進学についての質問・相談などを受付けています。

経歴

長野県出身
1975年 京都薬科大学薬学部製薬科学科卒
1975年 信州大学医学部附属病院中央検査部採用
1985年 信州大学医学部附属病院中央検査部 主任
1992年 博士(医学)信州大学(乙566号)
1992年 信州大学医学部附属病院中央検査部 副技師長
1993年 財団法人長野市保健医療公社長野市民病院 臨床検査科長
2004年 財団法人長野市保健医療公社長野市民病院 診療技術部長
2013年 群馬パース大学保健科学部検査技術学科(現:医療技術学部) 教授

研究内容

臨床検査に用いられる測定項目に影響を与える因子として、病態変動、生理的変動などがあり、生理的変動には、個体間、個体内変動が認められています。この変動は病態変動とは関係なく変動します。そのため、臨床検査に用いられる血漿タンパク、酵素等の生理的変動を統計的に処理し、その動態を把握することで、より正確に病態変動の解析に役立ちます。特に栄養サポートチーム(nutrition support team : NST)においては、栄養アセスメント蛋白の変動解析は、栄養療法を実施する上で重要意義を持ちますので、関連項目の変動解析を行っております。

研究実績詳細

(1)亀子光明, 北村弘文, 川 茂幸, 他. 免疫グロブリン検査を見直す ネフロメトリー 法によるIgG4測定法の基礎的検討と臨床的意義. 臨床病理 2010, 58: 393-396.
(2)亀子光明, 北村 弘文, 河野 幹彦, 他. 免疫グロブリンの測定法に起因する乖離 検体の検討. 臨床病理 2006, 54: 679-685.
(3)亀子光明, 青木義政. Rapid turnover proteinの生理学的変動. 日本臨床検査自 動化会会誌 2003, 28: 647-651.

その他

  • 【主な受賞】

    術研究奨励賞(1993年:日本臨床衛生検査技師会)
    論文賞(2004年: 日本臨床検査自動化学会)
    第43回小島三郎記念技術賞(2008年)

  • 【主な学会活動】

    日本臨床検査医学会
    日本臨床化学会
    日本臨床検査自動化学会(評議員)
    日本臨床衛生検査技師会
    日本静脈経腸栄養学会

  • 【主な著書】

    臨床検査法提要(金原出版)
    臨床検査データブック(医学書院)
    患者さんに伝える臨床検査の説明マニュアル(医歯薬出版)

メッセージ

医療現場では、チーム医療が当たり前となっており、臨床検査技師もご多聞に漏れず、その一任を担う必要性があります。しかしながら、現状でのチーム医療における臨床検査技師の評価は、まだまだ十分なものではありません。その理由として、顔の見えない臨床検査技師と評されるように、検査室に閉じこもり、分析器相手に結果を出すことに慣れ親しんだ時間が長いため、どうしても検査室に閉じこもる傾向にありました。そのため、これからの臨床検査技師は、従来の殻を打ち破り、積極的に患者さんと向き合い、検査内容や検査結果について、医師や看護師等と連携を図って正しく説明出来る臨床検査技師になることを目指しましょう。