教員紹介

ACADEMICIAN

衣川 隆 KINUGAWA Takashi

  • 教養部
  • 講師

研究分野

野球トレーニング科学・生涯スポーツ・文学

学位

学術修士

経歴

東洋大学文学部国文学科 卒業
放送大学大学院文化科学研究科生活健康科学プログラム(学術修士)
平成3年から平成19年まで 群馬県、岩手県、茨城県で高等学校国語科教諭
平成19年 群馬パース大学 赴任
平成21年 群馬パース大学福祉専門学校 非常勤講師赴任(令和7年まで)
平成29年 小田原短期大学 非常勤講師赴任(令和7年まで)
平成29年 日本保健医療大学 非常勤講師赴任

研究内容

 児童期から生涯にわたり、投球障害を起こさないための機能的な運動連鎖のトレーニングやストレッチングを研究する。ボール投げの目的は、能力の格差がつきやすい動作の一つであり、人間の身体諸器官の発達過程を踏まえれば、神経系機能の発達が著しい思春期以前の時期(幼児・児童期)は、動きの獲得やその質の向上に最も適した時期になるため、この時期に多様な動きを経験し、さまざまな基礎的な動きを身につけることは、非常に重要な意味を持つ。
 また、正しい姿勢について検討していくと、股関節と肩関節の動きとその周辺筋群の柔軟性が重要であり、更に二関節筋を連動したストレッチの効果を検討することで、日常生活はもちろん生涯スポーツ能力の向上や障害予防にもつながる。同時に栄養学も健康やスポーツと切り離すことができない分野であり、情報も日進月歩であるため常にその情報を集め研究する。

研究実績詳細

(1)モビバンとチューブバンドを使ったローテーターカフトレーニングが投能力に及ぼ す影響:2014.

(2)鏡視下腱板修復術後にストレッチポールエクササイズおよび投球動作訓練を施行し野球投球動作を再獲得した一例:2020.

(3)鏡視下腱板修復術後の投球時疼痛についての検討(第2報):2022.

(4)腕立て伏せから健康を考える:2024.

(5)骨盤傾斜からスポーツ動作と健康を考える:2025.

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平成23年12月~令和6年12月 関甲新学生野球連盟理事
平成25年4月~至現在 日本トレーニング指導学会会員
平成29年2月 健康スポーツ指導者養成講習会講師((公財)群馬県スポーツ協会主催)
平成30年4月~令和6年3月 栃木市スポーツ推進審議会(令和4年から会長)
平成31年1月~至現在 日本野球科学学会会員
令和5年4月~至現在 日本アスレティックトレーニング学会会員
令和6年6月  群馬パース大学公開講座
       「児童が野球投球を末長く楽しんでいけるように~児童期は動きの獲得に最も適した時期です~」

メッセージ

大学生活は、学ぼうと思えば沢山のことが学べます。しかし与えてくれるのを待っていたら何も得られない可能性もあります。 みなさん、何かを得ようと必死にもがいてみませんか。大切なのはあなたが本気になれるかどうか・・・。 大学生活はエネルギーに満ちた時期。本気で学んで本気で努力して後悔しないようがんばりましょう。

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