教員紹介

ACADEMICIAN

白坂 康俊 SHIRASAKA Yasutoshi

  • リハビリテーション学部 言語聴覚学科
  • 言語聴覚学科長・教授

研究分野

病理言語学、病理音声学

学位

修士(文学)

経歴

昭和52年7月  パリ大学第三学部(Université ParisⅢ) 卒業
昭和54年10月 パリ大学第七学部(Université ParisⅦ) 修士課程修了
昭和56年3月  国立身体障害者リハビリテーションセンター・学院 聴能言語専門職養成課程 卒業
昭和56年4月~平成21年3月 国立身体障害者リハビリテーションセンター 第二機能回復訓練部 (平成16年4月~言語聴覚士長)
平成21年4月~平成28年3月 弘前医療福祉大学保健学部 副医療技術学科長、言語聴覚学専攻准教授 (平成25年4月~ 教授)
平成28年4月~平成29年3月 福井医療短期大学 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻 教授
平成29年4月~令和3年3月  福井医療大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻 教授
令和3年4月~ 現職

研究内容

(1)日本語の統語構造とその障がいのメカニズム
(2)日本語の発声発語と障がいの発現機序
(3)障がいのある方の地域参加
(4)共生の街創り

研究実績詳細

(1)言語学、音声学の理論を言語聴覚学に適切に応用する方法の構築
(2)ICFに沿った言語聴覚障がい支援の方法の確立
(3)障がい者と健常者の共生社会のあり方

その他

  • 【主な受賞】

    <表彰>
    平成13年9月 彩の国 (埼玉県)ユニバーサルデザイン・アイデアコンクール 大賞
    平成23年3月 中国リハビリテーション研究センター 特別貢献賞

  • 【主な学会活動】

    日本音声言語医学会
    日本高次脳機能学会
    日本言語聴覚士協会
    芸術と遊び創造協会

  • 【主な著書】

    <著書>
    「聴覚語言康復(聴覚言語リハビリテーション)」 国際協力事業団 平成5年10月 北京
    言語聴覚士のための運動障害性構音障害学 医歯薬出版 平成13年2月 東京
    言語聴覚士のための機能性構音障害学 医歯薬出版 平成24年3月 東京

PR

現在の日本の言語聴覚領域は、医療に偏る傾向があり、さらに実施される内容は、対人支援、特に機能回復に偏っています。しかし、世界的には、障害者権利条約成立以降、障がいのある方への支援の基本は、健常者と一緒に普通の社会生活(共生)ができるようにすることであり、また、そのための地域や社会づくりまでも含めてリハビリテーションと捉えられるようになっています。
言語聴覚学科では、従来からの教育の考え方にとらわれず、障がいのある方のニーズにあらゆる面からご支援できる言語聴覚士を育てていきます。

メッセージ

障がいのある方を支援すること、それを学ぶことは、自分自身の人格を磨くことです。大学4年間を通して、しっかりと自分らしさを見つけ、創りあげていってください。現場に出てからも、磨き続けてください。そうすることは、他人に示された「STらしさ」を求めるのではなく、「自分らしいST」を目指すことになります。結局それが、一番障がいのある方を支える道につながります。

ページトップへ戻る