リハビリテーション学部 言語聴覚学科で行われている授業「地域参加支援演習」について、10月18日・19日に福島県いわき市で開催された「リハビリテーション学校協会 教育研究大会」にて、「障がい者の地域参加支援のために学生が街づくり事業を実施する『地域参加支援演習』の実践報告(2)」というテーマで発表し、副大会長賞を受賞しました。
さらに、10月12日・13日に山形県鶴岡市で開催された「NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク 第4回全国の集いin鶴岡2025」でも、「社会モデルに基づく言語聴覚士養成教育の実践3-地域参加支援演習の教育効果分析と今後の課題-」という発表でフォローアップ賞を受賞しました。
「地域参加支援演習」は、障がいのある方もない方も、誰もがありのままにそれぞれの地域で活躍できる「共生の社会」を創り出すために、社会にどのようにアプローチしていくべきかを学生が自ら実践し、考え、学ぶプログラムです。
学生たちは、2年生時に6つのゼミに分かれ、それぞれのグループで事業を企画し、実践します。障がいのある方に直接的に働きかけるのではなく、社会の側に変化を促す取り組みを通して、商業施設やNPO団体、地域住民などと協力しながら、様々なイベントや体験型ワークショップなどを行っています。
社会モデルに基づくリハビリテーション教育は、まだ理解されにくい中で取り組んできましたが、このように公的な組織から評価をいただけたことを大変うれしく思います。言語聴覚学科では今後も、地域社会と連携しながら、社会に貢献できる言語聴覚士の育成をめざして教育を進めてまいります。
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