令和7年度第1種放射線取扱主任者試験に4年生3名、3年生3名、計6名が合格しました!
令和7年度の第1種放射線取扱主任者試験の合格率は26.8%(受験者数3074名、合格者数824名)でした。
放射線取扱主任者とは、放射性同位元素や放射線を安全に取り扱うために、法律で定められた監督者です。医療機関や工業施設など、放射線を使用する事業所では、必ず1名以上の主任者を選任することが義務付けられています。
放射線取扱主任者は、「第1種」「第2種」「第3種」の3種類に区分されており、第1種は扱える範囲が最も広く、放射性同位元素から放射線発生装置まで幅広い管理を行えることができます。

今回合格したTさん(4年)・Kさん(4年)と西澤先生(放射線学科教授・試験対策責任者)がインタビューに答えてくれました!
◎受験したきっかけを教えてください🎤
Tさん
まず、資格を取ることで就職に有利になると思ったことが大きかったです。それに、同じゼミの友人から“一緒に受けてみない?”と誘われたこともあって、受験を決めました。
Kさん
西澤先生や同じゼミの友人から「受けてみない?」と誘われたのがきっかけです。誘ってくれた友人は実習先の方から資格取得を勧められたそうで、その話を聞いて私も挑戦してみようと思いました。
◎受験を考えている後輩にメッセージをお願いします!
Tさん
私は4年生になって受験しましたが、実習と重なってしまい大変でした。なので、受験するなら3年生のうちがベストだと思います。勉強は難しく大変ですが、西澤先生のテキストを活用して地道に解いていけばしっかり準備できます。資格取得を迷っている後輩には、ぜひ挑戦してほしいです!
Kさん
もし迷っているなら、早めに受けたほうがいいと思います。4年生で受験すると就職活動などと重なり大変ですが、4年生で受けるのが悪いわけではありません。勉強したことは国家試験にもつながるので、挑戦する価値は十分にあると思います!
◎この資格試験の凄さを教えてください🎤
西澤先生
主任者試験は、病院や研究機関などで放射性同位元素などを安全に取り扱うための、極めて高度な専門知識を要求されます。私も長い時間をかけて努力した記憶があるほど、簡単に合格できる試験ではありません。例年の合格率は20%前後という超難関であることが、その価値を証明しています。
◎合格者はどんなところに就職していますか🎤
西澤先生
合格したらどこでも余裕で内定が取れるというわけではありません。ここは間違って欲しくない点ですね。ただ、これまでの経験では、大学病院や国公立病院といった規模の大きい施設に就職していることが多い印象があり、キャリアの選択肢が大きく広がっているのは間違いありません。
◎最後に今後の目標と学生にメッセージをお願いします!
西澤先生
合格者を現在の「3倍以上」に増やすことを目標にしています。私たちは、試験合格のために必要な教材や環境はすべて万全に整えていますから、それをうまく活用して、将来の夢を大きく切り拓いてほしいと心から願っています。
試験の勉強と、大学の授業や臨床実習、就職活動との両立は大変だったことと思います。
合格された皆さん、おめでとうございます!
群馬パース大学では、国家試験をはじめとした各種資格試験に向けて、手厚いサポートを行っています。学生一人ひとりの目標に寄り添い、安心して学びに取り組める環境を整えています。