助産師課程は、「看護師」国家試験受験資格に加えて、
「助産師」国家試験受験資格を取得するための課程です。
- 履修期間
- 看護学科4年次
- 定員
- 6名
助産師課程で
取得できる資格
- 履修者の選考
- 3年次前期に実施される「面接・筆記試験」と既修科目の成績を総合し選考
- 履修料
- 助産師課程履修者は授業料等以外に別途履修料200,000円が必要です。
学びの流れLearning
看護学科の卒業要件は125単位ですが、助産師国家試験受験資格を取得するためには合計144単位を修得する必要があります。
教養科目群
専門科目群

助産師になるために必要な
助産学領域の知識・技術を学びます

陣痛室での産婦さんの陣痛の間隔、胎児の健康状態をしっかりと観察。

分娩室に入ってから赤ちゃんの誕生、へその緒切断、胎盤娩出までの一連の流れを実践。

助産学実習が始まります。
11週間の実習では10例の分娩を受け持ち、その介助を通して助産過程の展開を行います。前期に習得した助産学の知識・技術を統合して助産の実践能力を高めます。
小山自然育児相談所/伊勢崎市民病院/公立藤岡総合病院/横田マタニティーホスピタル/コスモファミリー助産院/みどり市笠懸保健センター
※2020年度実習予定施設
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助産師課程の学生
田玉 聖佳さん(2017年4月入学)
私は、中学生のころから助産師になりたいという強い思いを持っていました。4年間で助産師と看護師の資格を取れる群馬パース大学を選び、現在、助産師課程を履修しています。
7月の下旬から臨地実習が始まり、1か月半ほどで8例の出産に立ち会いました。実習中に常に強く感じていることは、「命を預かっているということを忘れない」ということです。
学内では正常分娩の実習が中心でしたが、実際は、へその緒が巻き付いていたり、初めてのことばかり起きます。毎回、お産の進み具合や母子の状況も違うし、「怖い」と感じることもありました。「怖い」という思いが今はまだ消えることはありませんが、「安全、正しく、完璧に」という思いをもって日々対応しています。
1日があっという間で、気持ちがいっぱいいっぱいになることもありますが、産婦さんと赤ちゃんに癒されていることに気づき、気持ちが楽になります。
4年生になり、助産師と看護師の勉強の両立は本当に大変で、国家試験への不安もありますが、実習中に関わった産婦さんと赤ちゃんから得られた癒しと助産師になりたいという思いが私の原動力になっています。