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新型コロナウイルスのオミクロン株に特徴的なE484A変異およびG339D変異を検出するPCR試薬(研究用試薬)の開発について

 本学・大学院 木村博一教授(60歳)とタカラバイオ株式会社の研究グループは、新型コロナウイルス変異株の一種であるオミクロン株(注1)などにみられるE484A変異およびG339D変異(注2)を検出する試薬(以下、本試薬)を共同研究にて開発しました。

 本試薬は、既に開発した他の変異株の検出キット(デルタ株やミュー株など)と同様に、短時間でオミクロン株を検出できます。

 本試薬は、既に発売した関連試薬とともに、各種変異株の推定や新型コロナウイルス感染の疫学調査・研究に役立つものと考えられます。

 

(注1)ギリシャ文字を使用した変異株の呼称が、WHO(世界保健機構)より2021年5月31日に提唱されました(https://www.who.int/en/activities/tracking-SARS-CoV-2-variants/)。WHOおよび国立感染症研究所では、オミクロン株(B.1.1.529+BA.*.系統)は、懸念される変異株(Variants of Concern : VOC)に分類されています。(2021年12月15日時点)。

(注2)E484A変異は、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の484番目のアミノ酸が、野生型ではグルタミン酸(E)であるところ、アラニン(A)に変異したものです。また、G339D変異は、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の339番目のアミノ酸が、野生型ではグリシン(G)であるところ、アスパラギン酸(D)に変異したものです。

 

  • 関連サイト:タカラバイオ株式会社

https://ir.takara-bio.co.jp/ja/news_all/news_Release/newsr_21m1215Wsue8327yh3Ohj.html

 (2021年12月15日公表)

  • 教員紹介ページ:木村博一教授

https://www.paz.ac.jp/gs/hirokazukimura/