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言語聴覚学科

【授業紹介】聴覚検査法(言語聴覚学科2年次必修科目)

「聴覚検査法」の授業では、さまざまな聴覚検査方法を実践的に学び、各種聴覚検査の目的や内容を理解し、検査結果の説明ができる力を身に付けます。

今回は、オージオメーターという検査機器を使って、聴覚検査で一番基本的な聴覚検査となる「純音聴覚検査」の方法を学びました。

 

教員によるデモンストレーション。講義で学んだことを復習しながら、検査方法について確認しました。

聴覚検査は、外部からの音が入らない環境で正確に聞こえを測定することが必要なため、防音使用になっている実習室で行っています。

 

純音聴力検査では「気導聴力」と「骨導聴力」の2種類を測定します。

それぞれの音の伝わるルートの違いを測定することで、難聴のタイプを特定や聞こえが悪い場合どこに問題があるのか確認します。

 

●「気導聴力」の測定

 

●「骨導聴力」の測定

 

聞こえの結果を表にまとめます(オージオグラム)。

学生同士で意見を出し合う様子が見られました。

 

言語聴覚学科1期生も早いもので2年生になりました

1年次に比べて専門的な科目が増えてきて、学生は言語聴覚士少し近づいてきたと感じているのではないでしょうか。

 

言語聴覚士は聞こえの障害から、認知症や発話障害と幅広く対象にしているため、2年次ではそれらを理解するために、医学はもちろん音声学や心理学など、理系から文系に広がる基礎知識について専門的に学んでいきます。

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