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臨床工学科

臨床工学科の学生3名が「第1種ME技術実力検定試験」に合格しました

本学、臨床工学科4年生1名、3年生2名、合計3名の学生が「第1種ME技術実力検定試験」に合格しました。

▼「第1種ME技術実力検定試験」に合格された奈良部流空也 さん(左)と青木宥斗さん(右)。

第1種ME技術実力検定試験」とは…
公益社団法人日本生体医工学会が主催する医療機器に関する安全管理の知識や実際に医療で利用できる技術を測ります。第1種と第2種に分かれており、第1種では第2種の内容に加え、医療機器やシステムに関する適切な指導を行う知識も求められます。

第1種ME技術実力検定試験の合格率は2021年度「36.9%(受験者136名、合格者49名)」、2022年度「33.5%(受験者257名、合格者86名)」、そして2023年度「35.8%(受験者282名、合格者101名)」であり、とても難易度の高い試験です。

今回合格された臨床工学科3年生の奈良部流空也 さんと青木宥斗さんにインタビューをしました。

なぜ検定試験を受けようと思ったのですか?
奈良部さん:「入学する前に臨床工学技士の国家資格以外に第1種と第2種ME技術者の資格を取得しようと思っていたからです。4年次は国試に受かるかわからない状態で就職活動をしないといけないので、そういった時に第1種ME技術者を持っていることで、国試に合格できる以上の力がある自分の実力証明になります。」

勉強方法はどのように行いましたか?
奈良部さん:「出題範囲が3年次に学習する内容が多いため、授業の前に過去問を解いて、ある程度問題の傾向を把握した上で、とにかく普段の授業を真面目に受けました。授業中に出題されそうなところにはマークし、仲間と共有しながら勉強に取り組みました。」

今後の目標を教えてください。
奈良部さん:「自分の将来の選択肢の幅を広くするために資格取得に挑戦したのもあるので、自分がもっとたくさん迷えるくらい選択を広げられるようにできることをやっていきたいです。」

臨床工学技士を目指すきっかけを教えてください。
青木さん:「オープンキャンパスに参加した時にこの職種を初めて知りました。もともと工学に興味があったので、そこに医療も兼ね備えているところに魅力を感じて臨床工学技士を目指したいと思いました。」

なぜ検定試験を受けようと思ったのですか?
青木さん:「勉強する目標を作るために受験を決めました。目標ができることで勉強にメリハリをもって取り組むことができました。同じ学科の仲間と一緒に受験を決めました。」

勉強方法はどのように行いましたか?
青木さん:「一緒に受験する仲間と問題を解いたり、記述問題の解答を自分で作ったりして勉強に取り組みました。」

大学の授業、実習、就職活動など、資格試験の勉強との両立は大変だった思います。個々の強い意志を持ち、仲間と一緒に励まし合うことで掴み取ることができた合格ですね。
合格された皆さん、おめでとうございます!

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