2025年9月12日(金)~13日(土)に行われた第50回日本医用マススペクトル学会年会において、本学大学院 保健科学研究科 保健科学専攻 博士前期課程2年生の今泉 巴菜さん(病因・病態検査学領域)がポスター発表を行いました。
本学術大会は、質量分析技術の医学分野への応用を目指し、医学・薬学・理学・工学・農学など多彩な分野の研究者が集い、最先端の研究成果を共有する場です。
今泉さんは、老化細胞においてプロテアソームやオートファジーによる異常タンパク質の分解活性が低下している点に注目し、分解の目印となる「ユビキチン化」を指標とした質量分析により、ヒト老化モデル細胞におけるタンパク質分解系の変化を解析した研究成果を発表しました。
発表当日は、他大学の研究者と分野を越えた活発な議論が交わされ、今後の研究発展につながる貴重な知見を得る機会となりました。
▼ポスター発表の様子
今泉さんが所属する木村 鮎子 准教授の研究室における研究内容や業績は、以下URLからご覧いただけます。
https://www.paz.ac.jp/gs/ayukokimura/