看護学部看護学科3年次必修科目である「母性看護学実習」では、妊娠してから産褥期(出産後)までの女性と新生児への看護について、学内でのシミュレーション実習や病院での実習を通して学びます。
今回は、ハイリスク妊婦*さん(入院中の妊婦さん)を想定した、学内でのシミュレーション実習の様子をご紹介します。
*ハイリスク妊婦:母体や胎児に何らかの異常や合併症のリスクが高い状態の妊婦さん
まず、教員が設定した事例をもとに、入院中の妊婦さんがどのような状況に置かれているのかをグループになって確認します。
その上で、妊婦さんに必要な看護や配慮について学生同士で意見を出し合いながら検討します。

その後、看護師役と妊婦さん役に分かれて、実際の看護場面を想定したロールプレイングを行います。
学生は疑似妊婦体験エプロンを装着し、妊婦さんの身体的な負担や不便さを体験しながら演習に取り組みます。
ロールプレイング終了後は振り返りを実施。
教員からの質問に対し、この妊婦さんはどのような状態にあるのか、どのような不安や思いを抱えていると考えられるのか、また看護を行う際にどのような点に配慮したのかなどについて意見を共有します。さらに、妊婦さん役を体験した学生からも感想を聞き、それぞれの気づきを深めます。

今回の演習で得た学びを生かし、学生たちはこれから病院での実習に臨みます。
妊婦さんやご家族一人ひとりに寄り添った看護を実践できるよう、実習でのさらなる成長に期待しています。