今回は、「放射線学科」の3年次必修「診療画像解析学実習」「放射線治療技術学実習」をご紹介します!
群馬パース大学では、医療現場での実習や卒業後に医療現場で働く上で、スムーズに業務が行えるように学内の施設で実習を行っています。
今回の記事では、先日行われた2つの実習についてご紹介します。
①「頸椎・腰椎・胸椎」のX線撮影実習(診療画像解析学実習)
学生が、「患者さん」役と「診療放射線技師」役になり、医療現場で実際に使われているX線検査装置を操作して撮影の実習を行いました。撮影したい箇所をしっかり映せるように、患者さんの体勢やX線機器の撮影位置等を習得しました。また、撮影する際に患者さんが不快な気持ちにならないような声掛けの仕方や撮影の方法も教わりました。
先生のお話によると、実際の医療現場では、頸椎・腰椎は検査を行う機会が非常に多いそうです。現場に出た際、スムーズに業務が行えるように在学時からしっかりと練習を行います。診療放射線技師としての日常撮影業務の7~8割は、大学在学時に練習することができます。
②「胆のう癌」の放射線治療実習(放射線治療技術学実習)
胆のう癌に対する放射線治療計画の実習を行いました。治療計画装置と呼ばれるコンピュータを用いて、胆のう癌に対する放射線治療のシミュレーションを行い、放射線照射の方向やエネルギー等を変化させ、適切な照射方法を検討しました。学生1人ひとりが順番に機器を操作し、色々な条件を変えてシミュレーションの実習を行いました。実際の病院で使われている機器を使って、学内で実習することができるので、万全な準備を整えて安心して病院実習に臨むことができます。
群馬パース大学には、実際の医療現場で使用されている医療機器がたくさんあり、「診療放射線技師」になるための充実した学ぶ環境が整っています。
多くの学内実習を重ねて、立派な診療放射線技師になってくださいね!応援しています。