2021年4月開設
リハビリテーション学部
- 作業療法学科 /
- 言語聴覚学科 /
- 理学療法学科
新しい群馬パース大学
群馬パース大学は、
2021年4月より2学部7学科の
新たなステージへ。

リハビリテーション学部
FACULTY OF REHABILITATION
『障害者』のレッテルは
もういらない
現在、「障害者」の定義は、「身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、
そのほかの心身の機能の障害がある者であって、
障害および社会的障壁により継続的に
日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるもの」とされています。
しかし、実際はどうでしょうか。
例えば、義足をつけて8メートル飛ぶ幅跳びの選手、
松葉づえでかっこよく踊るダンサー、耳の聞こえないピアニスト、
心が洗われる作品を描き出すダウン症の書道家の活躍など、
「障害者」とひとくくりにすることはできません。
『自分らしく』生きられる
サポート社会をつくる
リハビリテーションの役割は、病気や障害の治療はもちろんですが、
障害を持つ方と医療専門職がチームを組んで、
多種多様な治療支援が受けられるようにすることです。
誰もが少しでも「自分らしく生きる」を実現できるよう、
有能なリハビリテーションのプロフェッショナルを育成します。

人生100年時代の「生活」「人生」を支える
プロフェッショナルになる
地域社会での活躍を
目指し学ぶ
リハビリテーションは医療や保健、福祉のみならず、教育や製品開発などへ広がっています。また、病院から地域へ、施設から在宅へと大きくシフトしているために、生活の視点が重要となります。人間の健康を生活の視点からとらえるICFを基盤として、身体・心・運動・つながり・社会・生活の側面から総合的な視点をもって支援できる専門職を目指し学ぶ授業内容となっています。 ICFとは
ICFとは
ICFはInternational Classification of Functioning, disability and healthの略で、日本語では「国際生活機能分類」と呼ばれています。2001年に世界保健機関(WHO)によって採択され、人間の「生活機能」と「障害」を判断するものです。ここでいう「生活機能」とは、人が生きていくことを指しています。食事をしたり運動をしたり、社会に参加したりする能力は全て「生活機能」です。
ICFでは「生活機能」が何らかの理由で制限されている状況を「障害」としています。心身機能に障害がある場合に加え、たとえばコミュニケーションをとることが困難な状況や、仕事をすることができないといった状況も、活動や参加に「障害」があるととらえます。加えてICFでは、生活機能や障害の状況に影響を与える要素として、「環境因子」と「個人因子」を挙げています。つまり「生活機能」を作り上げている環境と個別性をみることで『人が生きること』を広い視点から総合的に理解することを目指しています。

ICF : 国際生活機能分類

多職種連携を学ぶ
リハビリテーションを進めるうえで多職種連携が欠かせません。本学は多くの医療専門職の学科を有し、全学的に多職種連携が学べる教育を進めています。また、「人間関係・コミュニケーション論」「生活文化と医療」「家族社会学」の授業科目では、他の専門職との学びの機会を持ちます。これらの学びに基づき、「多職種理解と連携」という科目で多くの専門職の特性を理解していきます。

言語聴覚士・作業療法士・
理学療法士を目指す学生が
共に学ぶ
3つの学科の学生が横断的なグループを組んで課題解決をはかる授業「チーム医療とリハビリテーション」を設けています。チームの意味、その重要性や有効性を体験的に学びます。この他「生涯発達心理学」「学習・認知心理学」「心理測定法」など、他学科の授業を選択して履修する機会を設け、幅広い職種の理解に繋げていきます。
